AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 AEROX 155ってどんなキャラか

AEROX 155ってどんなキャラか

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AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 AEROX 155ってどんなキャラか

はいどうも、トシです。今回はAEROX 155をがっつり乗ってきて、街乗りから高速まで一気に見てきたので、その実感ベースでまとめていきます。

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先に結論っぽいことだけ言うと、これ「速さの気持ちよさ」にかなり振ってるスクーターですね。カタログの数字どうこうより、スロットルを開けた瞬間の「おっ、来たな」っていう反応が強いです。

逆に言うと、全部が万能かと言われるとそうでもなくて、得意な速度域と苦手な速度域がはっきりしてるタイプ。そこを分かった上で選ぶと、めちゃくちゃ楽しい1台かなと。

ヤマハ AEROX 155

特に今回のテーマは、0-20、20-40、40-60の加速感、YECVTの使い勝手、ツーリングモードとスポーツモードの差、それと高速巡航の現実。このへんを順番に話していきます。

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 街乗りで一番感じたのは0-60の気持ちよさ

系譜・型式の整理: ヤマハ アエロックス155の歴史

街乗りで一番感じたのは0-60の気持ちよさ

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 街乗りで一番感じたのは0-60の気持ちよさ

まず0-20なんですけど、ここは正直あっという間です。一瞬で通過するので、細かい評価をする前に速度が乗っちゃう感じですね。

ただ、体感としてはNMAXより明らかに前に出る感覚がありました。ここは乗り比べると分かりやすいところで、発進直後の軽さというか、前に引っ張られる感じが強いです。

ヤマハ AEROX 155

20-40、40-60に入ってくると、AEROXらしさがもっとはっきり出ます。20〜70くらいまでの加速の伸びがとにかく楽しい。街中で流れに乗るとか、ちょっと前に出るとか、その場面で気持ちよく使えるんですよね。

フルスロットルで0-60も試したんですけど、ここはかなり鋭いです。もっとリニアで淡々と伸びるかと思いきや、ちゃんとパンチがある。スポーティって言葉を使いたくなるのは、こういうところです。

ヤマハ AEROX 155

あと走っていて思ったのは、加速だけじゃなくてバンク角を稼ぎやすいこと。寝かせるときの怖さが少なくて、コーナーで車体を倒し込みやすい。直線の加速とコーナーの軽快さ、この2つがセットでAEROXのキャラを作ってるなって感じました。

ヤマハ AEROX 155

クラッチが切れるタイミングはだいたい10〜12km/hくらい。ヤマハのスクーターの中では、渋滞耐性が高い方だなという印象です。自分のマジェスティSだともっと早い速度でクラッチが切れる感覚があるので、AEROXのほうが低速をつないでくれる感じがあります。

なので、街乗りでちょい開けを繰り返すと、「あ、これ思ったより扱いやすいな」って見えてくるんですよね。速いだけじゃなくて、日常域でもちゃんと乗りやすさが残ってるのは好印象でした。

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 YECVTとT/Sモード、擬似シフトダウンは使えるのか

YECVTとT/Sモード、擬似シフトダウンは使えるのか

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 YECVTとT/Sモード、擬似シフトダウンは使えるのか

ここ、気になってる人かなり多いと思うんですけど、結論から言うと「ちゃんと体感できるし、使いどころもある」です。

ヤマハ AEROX 155

まずツーリングモードとスポーツモード。やってること自体は回転数のコントロールなんですけど、乗り味の差は意外と大きいです。同じ開け方でも、スポーツモードにした瞬間にキャラが変わる感覚があります。

実際、スポーツモードだと5000回転で40km/hあたり、ツーリングモードに戻すと4000回転で43km/hくらい。だいたい1000回転の差が出るイメージで、この差がそのまま「元気さ」の差になります。

ヤマハ AEROX 155

音も変わるんですよね。ちょっと開けただけでグッと前に出て、エンジン音もやる気モードになる。ここは数値以上に体感の満足度が高いです。

次に擬似シフトダウン。ボタンを押すと回転数を意図的に上げて、加速側に振る機能です。1段、2段、3段と押していくと、回転が一気に上がっていくので、追い越しとか登りで分かりやすく効きます。

ヤマハ AEROX 155

たとえば4000回転台・40km/h台からボタンを入れると、5500〜6000回転、さらに押すと7000回転近くまで上がって、車速の乗り方が変わる。解除はスロットルを戻せば自動で戻るので、操作が難しい感じはないです。

個人的に一番使ったのは高速での追い越しですね。短い時間で一気に前に出たいときに、擬似シフトダウンがあると安心感が違います。エンブレ狙いで使える場面もあるので、ただのギミックではないかなと。

ヤマハ AEROX 155

この機能、普段の街乗りでも遊べるし、高速でも実用になるのがいいところ。AEROXの「乗ってておもしろい」を作ってる要素のひとつだと思います。

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 高速道路で見えた得意不得意(60/80/100)

高速道路で見えた得意不得意(60/80/100)

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 高速道路で見えた得意不得意(60/80/100)

高速は複数区間を走って確認しました。ここは速度域ごとに印象がはっきり分かれます。

まず60km/h付近。ここはかなり優秀です。加速もスムーズだし、接地感もしっかりある。車体が不安定になる感じもほぼなくて、スクーターとしては安心して流せる速度域でした。

ヤマハ AEROX 155

次に80km/h。ここが実質ベスト巡航かなと思います。80〜90くらいなら余裕を残して走れるし、必要なら擬似シフトダウンで100まで持っていける。合流や追い越しのしやすさはここで効いてきます。

ヤマハ AEROX 155

体感としても、80km/h台までは振動がそこまで気にならない。エンジンの頑張ってる感もまだ強すぎないので、現実的に一番使いやすいところですね。

問題は100km/hを超えてから。速度は出せるんですけど、楽かと言われるとしんどいです。回転数が9000回転前後まで上がって、音の張りつめた感じが強くなる。防風もそこまで厚くないので、風と音で体力を削られます。

ヤマハ AEROX 155

さらに100km/h超えだと、フットステップの振動、ミラーの揺れ、横風の影響が出てきます。接地感そのものは悪くないんですが、軽量な車体の限界が見え始める速度域かなと。

最高速は115km/hまでは確認。まだ伸びる余地はありそうでしたけど、周囲の交通状況もあるので無理はしてないです。GPSとの誤差は3km/hでした。

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なので高速評価を一言で言うと、「80〜90巡航は快適、100超えは気合いが要る」。ここをどう受け取るかで、このバイクの評価は変わってくると思います。

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 気になった点(タンク・快適性・長距離)

気になった点(タンク・快適性・長距離)

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 気になった点(タンク・快適性・長距離)

ここはしっかり言っておきたいんですけど、短所もちゃんとあります。いちばん大きいのは燃料タンク容量ですね。

5.5Lしかないので、どうしても航続距離は短めになります。実際に180kmあたりで給油ランプが点灯して、「もう来たか」って感覚はありました。平均燃費40前後でも、気持ち的には早めに給油を意識する必要があります。

ヤマハ AEROX 155

ゲージの減り方も、序盤はちょっと早く感じるんですよね。もちろん走り方で変わるんですけど、距離を伸ばす用途だとこの点は無視できないです。

あともうひとつ、長距離での尻の痛さ。これは正直かなり出ました。短時間なら気にならないんですけど、高速を含めて時間が伸びると、じわじわ効いてくるタイプです。

ヤマハ AEROX 155

つまりAEROXは「走りが楽しいからどこまでも行ける」というより、「楽しい速度域を狙って乗ると最高」っていう向きですね。距離を淡々と消化する使い方だと、気になるところが出てきます。

  • タンク容量:5.5L
  • 給油ランプ点灯目安:180km前後
  • 実走時平均燃費:40〜41.6km/L付近
  • クラッチが切れる体感:10〜12km/h
  • 最高速実測:115km/h
  • メーターとGPSの差:3km/h

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 NMAXとどう違うか、どっちを選ぶか

NMAXとどう違うか、どっちを選ぶか

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 NMAXとどう違うか、どっちを選ぶか

比較でよく出るのがNMAXだと思うので、ここも率直に。高速の快適性だけで見れば、NMAXに軍配が上がる場面はあります。特に長時間巡航のラクさは、やっぱりNMAXのほうが取りやすいです。

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ただ、街乗りの加速の楽しさ、中回転のノリ、モード切替でキャラが変わる面白さはAEROXが強い。ここを重視する人にはめちゃくちゃ刺さるはずです。

ヤマハ AEROX 155

だから選び方としてはシンプルで、移動の道具としての安定感を最優先するならNMAX寄り。乗ってる時間そのものをもっと楽しくしたいならAEROX寄り、って感じですね。

特に40〜80の使う機会が多い人、追い越しや合流で「もう一押し欲しい」が多い人は、AEROXの良さを感じやすいかなと思います。

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 総合評価

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総合評価

AEROX 155実走レビュー|8時間乗って分かった加速・YECVT・コーナリング・高速性能 総合評価

AEROX 155、乗ってみて一番の感想は「とにかく加速が楽しいスクーター」でした。国内スクーターをいろいろ乗ってきた中でも、体感の速さはかなり上位です。

ヤマハ AEROX 155

0-60の鋭さ、40-80の伸び、スポーツモードと擬似シフトダウンの実用性。この3つがハマると、本当におもしろい。走りに振った155としては、ちゃんと個性が立ってます。

その一方で、高速100km/h超えの余裕感、風・振動、タンク容量、長距離の快適性には弱点がある。ここは買ってから「思ってたのと違った」になりやすいので、先に理解しておいたほうがいいです。

ヤマハ AEROX 155

なので最終的には、用途との相性ですね。街乗り〜中距離で、加速の気持ちよさを日常的に味わいたいなら、AEROXはかなり満足度高いと思います。逆に高速を長く一定で走る頻度が高いなら、比較はしっかりしたほうがいいです。

個人的には、「スクーターでここまで遊べるのか」っていう驚きが大きかった1台でした。速さを楽しみたい人には、ちゃんと試す価値あるなと感じましたね。

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