ヤマハ アエロックス155の歴史|海外NVX〜8BK-SG97Jの型式変遷

ヤマハの「アエロックス155」(AEROX 155)について、海外展開から日本正規導入までの流れと、カタログ上の型式を事実ベースで整理しました。対象排気量帯の目安は 155cc です。

系譜のざっくり位置づけ

AEROX の名前自体は1997年頃から欧州向けスポーツスクーターとして使われてきました。その後、東南アジアでは125/155ccの4ストローク勢(現地名 NVX / Mio Aerox など)が主力となり、日本では長らく並行輸入中心でした。

車種カタログ

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国内正規モデルとしてカタログ掲載されたのは 2026年登場の AEROX ABS(型式 8BK-SG97J) です。エンジンは NMAX155 と同系統の Blue Core 155cc(VVA)で、変速は電子制御 CVT の YECVT を組み合わせたスポーツ寄りの一台です。

世代一覧(型式)

1997年〜 · AEROX 50 / 100(欧州・歴代)

  • 区分: ネームプレイスの起点(欧州)
  • 排気量帯: 50cc / 約100cc(2ストローク)
  • 概要: スポーツスクーターとしての「AEROX」ブランドの出発点。日本正規の155ccとは世代・市場が異なります。

2016年 · AEROX 125 LC(インドネシア・歴代)

  • 区分: 東南アジア4ストロークの初期
  • 排気量帯: 125cc
  • 概要: 現地向け125。短命で、直後の155cc系へ移行。

2016年〜 · AEROX 155 / NVX 155(東南アジア・歴代)

  • 区分: 現行スポーツスクーター系の本流
  • 排気量帯: 155cc(一部125)
  • エンジン: 水冷4ストローク・Blue Core系 / VVA
  • 概要: インドネシア等では AEROX 155、マレーシア等では NVX など別名展開。日本でも並行輸入車が流通。

2025年頃 · AEROX TURBO / YECVT 系(海外)

  • 区分: 電子制御CVT世代
  • 排気量帯: 155cc
  • 概要: YECVT(Yamaha Electric CVT)を載せたスポーツ寄りの仕様。日本正規導入の直接のベース。

2026年 · AEROX ABS(8BK-SG97J)【国内正規】

  • 区分: 日本正規・新登場
  • 排気量帯: 155cc
  • エンジン: 155cc / 水冷 / 4ストローク / SOHC 4バルブ(原動機型式 G3V9E)
  • 変速: Vベルト式・無段変速(YECVT)
  • カタログ要点: 車両重量 132kg / シート高 790mm / 燃料タンク 5.5L / 最高出力 15PS 級
  • 概要: BikeBros カタログ掲載の国内向けモデル。実走レビューの対象もこの世代です。

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総括

名前の歴史は長い一方、日本でカタログに載る「正規のアエロックス155」は 8BK-SG97J(2026)が起点です。海外の NVX / AEROX 155 系譜とエンジンを共有しつつ、YECVT で走りのキャラを振った国内仕様、と覚えると整理しやすいです。

出典・免責

  • BikeBros catalog(AEROX ABS / 8BK-SG97J) — 型式・発売年・主要諸元の突合
  • 海外世代の区分は一般公開情報(メーカー発表・市場展開)に基づく概観です。年式・仕向けで仕様差があります。
  • 諸元・装備は年式・グレード・個体差で異なります。購入・整備の判断は販売店・整備士および最新の公式情報を優先してください。