
バーグマンストリート125とは
はいどうも、トッサンです。バーグマンストリート125EXをまとめると、最初に言いたいのは「スズキ初」が2つ入ってるってところですね。ひとつは原付二種125ccの中で、なぜかめちゃくちゃ速度が伸びたこと。もうひとつが、スズキ2輪で初のアイドリングストップまわりです。
車種カタログ
バーグマンストリート125のスペック・評価・カタログは専用ページにまとめています。
このモデル、見た目はかなりプレミアム寄りで、フロントもリアもまとまりがいいです。ポジションライトの雰囲気も良くて、パッと見の高級感はちゃんと出ています。しかもリアキャリアが標準装備なのは地味に強くて、他のプレミアムスクーターだと追加で1〜2万円と工賃がかかるところが最初から付いてる。31万円台の中にそれが入ってるのは、実用面ではかなりありがたいです。
ただ、いいところだけじゃなくて、初物ゆえのクセもはっきりあります。だからこそ「気になる点を先に知っておくと後悔しにくい」タイプの1台ですね。実際に乗ってみると、長所と短所がかなり明確に分かれるスクーターだなと思いました。

バーグマンストリート125灯火類
まずライト関係。ロービーム、これが思っていたよりかなり明るいです。最初ハイビームかと思ったくらいで、確認したらロービームだった、というレベル。夜間走行で見ると、手前の照らし方はしっかりしていて、周辺の視認性は高いですね。
ハイビームは、同じ場所で改めて確認したときに100m先の電柱あたりまで照らせるのが分かりました。実用上の明るさは十分です。ただし、アドレスやアヴェニスと比べると、全体の当たり方がちょっと下向き気味。見えないわけじゃないけど、状況によってはハイビームを使う回数は増えるかもしれません。
フロントのポジションライトは見た目重視の作り込みが効いていて、デザインとしてはかなり好印象。リアテールライトも素直にかっこいいです。ナンバー灯はハロゲン、ウインカーは豆球タイプで、ここは派手さより実用寄りという感じでした。

バーグマンストリート125動力性能
動力でいちばん驚いたのは、やっぱり速度の伸びです。自分のメーター読みで105kmまで出ました。125ccクラスでここまで出るのは、正直「なんで?」ってなるやつです。夢かどうかはさておき、体感としては明確に伸びる側でした。
最大出力やトルクの数字だけで見ると、近い立ち位置の車両と大きくズレるわけじゃないのに、実走だとこっちが伸びる。SEP αの影響なのか、電子制御の味付けなのか、ここは断定できないですけど、少なくとも「数字の印象より速い」は間違いないです。
あと始動系も特徴的で、セルのキュルキュル音が出ないのは気持ちいいですね。ワンプッシュでスッと始動する感覚は新鮮でした。静かにエンジンが立ち上がるので、最初は「あ、もうかかってるのか」ってなるくらいです。

バーグマンストリート125運動性能
車両重量が112〜114kgクラスで軽いので、まず取り回しが楽です。感覚的には後ろ側に重さが寄っていて、フロントまわりがすごく軽く感じます。だからハンドルの切り返しがしやすくて、低中速域の向き変えがほんとにスッといくんですよね。
130kg前後のNMAXやPCXあたりだと、同じような場面でももう少し「よいしょ感」が出ることがありますが、バーグマンストリート125EXはこの軽さが武器。街中でちょこちょこ曲がる場面、狭いところでの切り返しでは明確に扱いやすいです。
リアショックは左1本の片持ち。構造的にはシンプルですが、走ってみると足まわりの安定感は悪くないです。アドレスと比べると落ち着きがあって、ロング寄りに使いたくなるのはこっちかな、という印象でした。

バーグマンストリート125着座姿勢
このバイクの強みのひとつが足の自由度。フラットフロアボードが効いていて、足を置きやすいし、前側への足伸ばしもできます。自分は30cmの靴ですが、通常位置でも横にはみ出しにくかったです。真ん中はやや狭いけど、実用で困るほどではないですね。
切り欠きの形状も地味に効いていて、足を下ろす動作がやりやすいです。停車時にスッと足を出せるのは、毎回のことなので効いてきます。182cm・股下80でも自然に座って足を伸ばせるので、この解放感はかなり良かったです。
ただし足つきは別問題で、ここは最大の注意点。シート高780mmで、182cmの自分でもかかとが着くか着かないかのギリギリ感。前寄りに座ればベタ足寄りになりますが、少し後ろにずれるとかかとが浮きやすいです。この点は必ず跨って確認したほうがいいです。

バーグマンストリート125メーターパネル
メーターはセレクトとアジャストで情報を切り替えるタイプ。トリップA/B、平均燃費、バッテリー表示まで見られて、日常使いで欲しい情報はしっかり押さえてます。警告灯、方向指示、ハイビーム、エコ、アイドリングストップ表示も分かりやすく配置されていました。
時計表示があって、燃料は5.5Lタンク基準で残量管理できます。右側の表示を水温計っぽく見間違えやすいんですが、これは外気温計です。空冷なのでそこは勘違いしやすいポイントですね。操作系は基本素直で、慣れれば迷いにくい構成でした。
左右の収納まわりも実用的で、右はボトル、左は開閉式でUSB充電付き。Pixel 7 ProとXiaomiクラスのスマホも普通に入ります。USBは5V2Aで、30分走って20%上がったので、ナビ運用時の補助としては十分使える印象でした。

バーグマンストリート125収納力
シート下容量は21.3Lで、ここは正直少なめです。B5のガジェットポーチ、手袋、小物を入れると余裕は大きくないです。簡易工具置き場や書類スペースがあるぶん、実際の使える空間は数字以上にタイトに感じました。
なので「メットインに何でも放り込む」使い方より、フックや足元スペース、リアキャリアを組み合わせる前提で考えるほうが相性いいです。前後にフックがあるのと、フロア自体は広いので、買い物やちょっとした荷物は工夫すれば積みやすいです。
給油口は後ろから差し込むタイプで、特にクセなし。スズキの他125で感じる入れづらさが強く出る感じでもなく、ここは「普通に使える」が正解でした。

バーグマンストリート125乗り心地
シートはPCXやNMAXより硬め寄りです。230km乗った感想として、疲労がドッと来る感じはないけど、柔らかく包まれるタイプではないですね。長時間でお尻が痛くてダメ、というより、最初から「しっかり硬い」と感じる系です。
逆にこの硬さが姿勢維持しやすいという見方もできますし、好みは分かれると思います。黒ベースに赤ステッチで見た目は締まっていて、デザイン面はちゃんとプレミアム感があります。乗り味との相性は、購入前に実際に跨って確認するのが確実です。

バーグマンストリート125イライラポイント
最大の不満はここ、アイドリングストップの操作系です。ワンプッシュ始動ボタンとアイドリングストップのボタンが一体化しているので、切って発進したい場面でも毎回ボタン操作が絡みます。発進時に押さないとエンジンがかからず、次に止まりたくないならまた押す、の繰り返しになりがちです。
感覚としては「なんで毎回カチカチせなあかんねん」というやつで、ここが一番ストレスでした。他社のスクーターみたいにボタン分離のほうが分かりやすいのに、ここだけ独特です。慣れで吸収できる人もいると思うけど、最初は戸惑うはずです。
さらに停止時の作動音が「カチャン」と入るので、急に止まったように感じて焦りやすいです。実際レンタル時にも「急に止まるので焦らないで」と言われたくらい。機能としては成立してるけど、体感の自然さでは改善余地あり、というのが正直なところでした。

バーグマンストリート125総合評価
総合で見ると、バーグマンストリート125EXは「刺さる人にはかなり刺さる」プレミアスクーターです。速度の伸び、軽いハンドリング、足の自由度、標準リアキャリア、こういう実走で効く要素がしっかりあります。見た目の質感も高く、乗っていて満足感はちゃんと出ます。
一方で、アイドリングストップの操作系と足つきは、購入前に絶対チェックしてほしいポイントです。ここが合わないと、毎回の発進停止や取り回しでストレスになりやすい。逆にここを許容できるなら、長所がかなり活きてくる1台です。
結論としては、
- 走りでしっかり伸びる125を求める人
- 軽さと切り返しのしやすさを重視する人
- 足元の余裕やキャリア標準装備など実用性を欲しい人
このあたりにはかなり向いてます。実燃費はリッター40付近まで出ていて、渋滞込みでも現実的な数字。いいところと弱点がはっきりしてるからこそ、試乗や跨り確認までやってから選べば、満足度の高い選択になりやすいと思いました。


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