アロマ150とは


KYMCOが日本に投入したオシャレネオレトロスクーターです。すでにイタリアではLIKEとして販売されているそうですが、足おきに『LIKE』と書いていました。
サイドスタンドを出したままでも発進ができるので、エンジンは同じですがターセリーとは違う部分がちょこちょこあります。
このスクーターを一言で表すと『原付二種に限りになく近い軽々二輪』になります。そんなオシャレスクーターを今回は深掘り。
アロマ150動力性能


ターセリーと基本エンジンは同じ。ですが、乗っていて中回転でトルクを感じるのはターセリーの方でした。
- 音がターセリーの方が大きい
- エンジン
- マフラー音
- タコメーターがない
こ2点で働いたプラセボかもしません。他のKYMCOの小さいスクーター同様6-7000rpm回転くらいが非常に走っていた楽しいスクーターでした。
街乗り
ターセリーとはうって変わって、というよりは他の150-160cc帯のスクーターと比べても乗り味も原付二種とほぼ一緒でした。
ヘアピンカーブなどで倒し込むとこれまた原付二種っぽい動きで、コーナーで曲がっている最中は立ち上がりやすく、それでいて寝かせやすいそんな感覚でした。ただ、12インチなので腰砕するような感覚や横滑りを体感することはなく
また、フレームのねじれ感や進行方向が前後で違うなんてチグハグな感覚も特になく。素直な原付二種?軽々二輪スクーターといった印象。
最高速と高速道路
このスクーターは90km/h以上出るんじゃないか?と思いましたが、そんなこともなく。
93-94km/h位までくるとスロットルを捻り続けても、頭打ちしました。記事では100km/hで巡航とか書いてましたが、どうやってそんな出せるのか不明でした。
また、GPS誤差はターセリー同様計測しみましたが1-2km/hしか誤差がなくかなり正確です。
合流するには、80km/h位までが合流しやすい速度でそれ以降はスピードメーターの上がり方は緩やか。タコメーターがないので回転数は正確には不明です。
ただ、ターセリーとの違いをかくとやはり同じ場所に2日連続で走ってみて実感したのは
横風を受けた時の揺れ具合です。アロマの方はやはり街乗りスタイルにより特化しているので、高速走行中もひらひらしていました。特に80km/h以上出すと顕著で90km/h位になるとかなりヒラヒラします。
差がない中でも高速はやはり『ターセリーS150』の方が楽だと思います。
アロマ150燃費


110kmを2.7Lで走りましたので、1Lで40km走ったことになります。
昨日のターセリーの方がブンブン回していたので少し納得ではあります。
アロマ150運動性能


ハンドルのキレ角といい、小回りのしやすさといい、原付二種と思える車体です。
アロマ150着座姿勢


シート高760mmとかなり低くなっているので、腰あてに当てても182cmではベタ足でした。
流石に腰当てまでお尻を持ってくるとかなりまたが広がるので、ギリギリのべた足でした。
ただ、若干ハンドルとの距離感が窮屈感もあり大柄な人はターセリーの方を好むかもしれません。
というのも足置きは斜めになっており、いかにも足をおいてくださいね。という意図を感じますが全く置けません。とんでもない角度をしているので足首が痛くなって終わりです。
アロマ150乗り心地


まず、ターセリーよりもかなりFサスペンションが沈み込みました。結構前後したのに驚き。
12インチタイヤということもあり、そもそも普通に道を走っていててリアサスペンション自体がボヨボヨと上下する感覚が結構ありました。
乗り心地は悪いかと言われれば、そこまで悪くなく、足回り全体で言うと柔らかめでHONDAのスクーターみたいでした。
ですが、決定的なのはシートでこれが…まぁ痛かった。
おそらくはシート高を下げるために削ったのか、あんこが全くなくシートが硬い。お尻は30分くらいでもう痛くなっており、足を伸ばす場所、お尻を動かすスペースも少ないので8時間走るとかなり痛くなってしまいました。
アロマ150制動力


ABSを前後搭載しています。急制動テストも行ってみました。
- ABS
- 60km/hからの急制動でリアだけ作動
- ブレーキレバーが推し戻ってくる感覚あり
- ブレーキレバー
- じわじわ効いてくるブレーキ
- タッチ感は硬くなく、普通のスクーターといった感じ
前後2POTの油圧式ディスクブレーキで重量もそこまで重たくないので、制動力には期待していましたがレバーを握ってもそこまでがツンと効くようなブレーキではありませんでした。
また、前後でブレーキレバーを握ってみましたがフロントだけ握るとかなりノーズダイブします。ターセリーはサス自体がそこまで動く感覚なかったので、アロマはFサスペンションが柔らかいんだと思います。
アロマ150タイヤ


チェンシンタイヤを装着していました。横から見ると原付二種に見えたりします。
アロマ150後席


乗ってみましたが、成人男性だとギリギリ乗れるかほぼ無理状態です。というのも
ピリオンステップが10cmと見た感じ明らかに小さく、乗ろうとすると股を閉じます。
股を閉じると膝が前に乗ってる人にかなり食い込みそうです。
グラブバー
掴む部分としてはかなり細かったので、これまた原付二種かと思いました。
アロマ150収納力


インナーポケット
VESPAかPUGEOTか、どこかで見た気もしますがパクリあいといっ感じでしょう。
ただ、割れそうなプラスチックと、耐久性が怪しいヒンジ部分でした。
積載量自体はグローブを突っ込めるかと思いましたが、入らず。夏用の指なしグローブとかなら入るかも。
シート下積載
意外にもシガーソケットが12Vで標準装備されているのが良かった。
ヘルメット、SHOEI Z-8 XLサイズは入りませんでした。特別仕様版はリアボックスあり。
こちらにはすっきり入りました。
あとは、シートの先端にコンビニフックがついている珍しいタイプです。ターセリーよりは若干置く場所はありますが、あまり期待できない足おきスペースですね。
シート自体は、メーターに当たるまで開くので収納中はシートが落ちて来ず便利。また、ヘルメットホルダーも手持ちのヘルメット左右どちらも付けられるくらい簡単に取り付けできました。
アロマ150メーターパネル
タコメーターはありませんが、TRIP ABに加えて、ODD、BELT、OILメーターまであります。
電圧計と時刻、外気温とあとはマイル、キロでの速度表示。暗くなると白で光るのでみやすかったです。
アロマ150ミラー
ちょっと小さいなぁと思って測ってみると11cmでした。一番みずらいなぁと思ったのが丸型の直径10cmのミラーだったので、やはりこの手のミラーは見ずらいですね…
アロマ150灯火類
方向指示器特にリアが、少し光量不足では?と思いました。LEDが小さすぎな気もする。
ナンバー灯以外はLEDで、ポジションランプは最初分かりませんでしたが方向指示器の下についてました。
地下でヘッドライトの照射させてみました、ハイビームにすると光軸が上がるというよりも全体に照射されるようになります。ハロゲンランプのハイビームみたいでした。丸型ヘッドライトとかそんな広がり方をしてました。
アロマ150イライラポイント
は?と思ったのが給油口の蓋です。これをカギを差し込まないと回転できない仕様です。
手動で回すならまだマシですが、これが鍵入れても全然回らず。うまいこと閉じてないと開けにくいんでしょう。
アロマ150総合評価
エンジンがターセリーと一緒ということなので、差別化ポイントとしては『ネオレトロ』『足つきの良さ』『原付二種の扱い』でしょう。
ただ、価格は1万1千円ほどあげないとターセリー同様のリアボックスなど装備がついてきません。
軽々二輪として原付二種よりも遠出することを考えると個人的な推しは『ターセリーS150』です。
ネオレトロスクーターが2023年では珍しかったですが、どんどん国内メーカーも販売を始めているのでハイホイールスクーターの方が海外メーカーの希少性があるような気もします。

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