結論:HONDAしかいない
今回紹介するのはHONDAの3機種
- DIO110/(DIO110ベーシック)
- スーパーカブ
- クロスカブ
スクーター1台に、同系エンジンを搭載した「カブ」が2台なので実質選択肢としては「カブ」か「DIO」かという寂しい選択肢になった2023年
以前まではベンリィ、アドレスなどあったが生産終了を迎えた。
今回比較していく項目は以下の通り
- 価格
- 登坂能力
- 燃費
- 軽さ
- 足回り
- 振動
- カスタム
- 楽しさ(完全主観編)
価格
まずは価格から110ccといえど結構差がある。
登坂能力
さて、私はDIO110ベーシックオーナーなのだが、カブもレビューのため乗車した。複数年モデルを乗車したが110ccはやはり登坂が弱い。
50ccから乗り換えると110ccでも「お、登る!」と錯覚するが125ccだともうちょっとスイスイ上るものが多い。
そんな中でもDIO110とスーパーカブ110だと「カブの方が登りはスムーズな印象」
また、その2つの比較から言うとちょっとの差ではあるがクロスカブの方がスーパーカブ110よりも「さらに登りは楽」といった印象だった。
必ずしもそうとはいかないが、価格の順番通り登りのストレスは感じないと思う。
燃費
スクーターで一番燃費の良いDIO110とバイク界隈で一番燃費が良いスーパーカブ110だ。
現状7000km走った自分のDIOでも1L50km以上走る低燃費を維持しているが、レビューなどでツーリングに行くと1L/60km前後。
スーパーカブも1L60km以上は確実にツーリングでは走れる。
ただ、どちらも軽量なためタンク容量が小さく航続距離には悩まされる。どれもタンク容量は4L台で200kmを超えると給油するイメージ。200kmもあれば十分だとは思うがビジネス用途だと結構給油回数が多いのが現行の110ccだ。
軽さ
DIO110は100kg以下の重量で軽量。スーパーカブやクロスカブの方がずっしりとした印象が強い。
特にDIO110のハンドルはあまりにも軽い。スクーターはそもそもそういったものが多いのだが、それと比べるとちょっとクロスカブ、スーパーカブは重く感じる気もする。
車体の幅が一番狭いDIO110は一番軽く扱いが一番簡単。だが、シート高も全て低い部類なので足つきも特に心配なし。
足回り
走行していて一番違いを覚えるのは足回りだと思う。スーパーカブが一番底つきしやすく、ツーリングをしていても足回りの違いをDIO110との違いを感じた。
最新のスクーターはリアショックアブソーバーの全長が長いものが多く、特にHONDAのスクーターは足回りが柔らかいものが多く、自然。特に段差で底つきや下からの突き上げを体感することも少ない。
ただ、弱点として足回りはDIO110の方が柔らかかいが、その絶望的な薄さのシートのためお尻は痛くなる。一方カブの方がシートは分厚い。
振動
単気筒エンジンで一番振動するなぁと思うのがスーパーカブだ。特に110ccでも60km/h以降だとフットステップがまず振動する。
また、最高速もスーパーカブ110が一番低く、90km/hも出るか出ないか…というのも振動が強くなかなか出すのが難しいと思う。
特に加速には差を感じない110ccだが、車体の揺れはカブの方が総じて大きい。用途によって使い分けたいところ。
カスタム
DIO110は欧州、アジアでも展開されているので社外パーツがぼちぼちあるが、カブと比べると少ない。
さらにスーパーカブはなんといってもリアキャリアに積み放題方式なので基本カスタムができる範囲が広い。広すぎる。
さらに趣味用途に絞り込んでいるクロスカブは、外観からスーパーカブ110とは違うがこれまたカスタム豊富だ。やはり後ろに乗せれる選択肢が広い分、ライダー好みのカスタムが可能。
一方DIO110は型が決まり切っているので、だいたい同じカスタムになる。
楽しさ(完全主観編)
これは乗車した本人の気分によるものが多く占めるので参考程度にしかならないが、クロスカブが一番楽しい。
足回りが柔らかいから楽しいというわけでもなく、軽いから楽しいというわけでもない。
やはり遊びのあるデザインと乗っていて楽しいと思わせるのは不思議だがクロスカブ110だった。好みもあるため、クロスカブ110に乗ってみて楽しいと思わなければ
スーパーカブ110かDIO110で絞れるので乗車もアリだと思う。
まとめ
これから110ccを購入しようと考えている方は、とにかく下駄ならDIO110。
積載量重視、カスタム重視、安全性重視(ABS付)と幅広い用途で使う予定ならスーパーカブ110。
レジャー目的に絞り込むならクロスカブ110だと思える。
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