ZuttoRide Club保険に入った感想。加入した理由と悪い所まとめ。必要なのは盗難補償のみ

バイクについて

結論:必要なのは盗難補償だけ

まずはZuttoRideClubの保険がお得なのかどうかについてだが、そもそもYAMAHA、やHONDA、SUZUKIといったバイクの新車保険はそもそもZuttoRideClubのOEM商品なので各社の保険は見劣りする。一目で分かるように表を作成した。

ZuttoRideClub ホンダ ヤマハ ヤマハ 125㏄ スズキ スズキ 125cc カワサキ
加入条件 加入できない車両以外 正規店購入のみ ヤマハのみ ヤマハのみ スズキのみ スズキのみ 正規店購入のみ
補償額の支払い 現金 登録車両の新車を現物補償 再購入資金 車両盗難補償対象額 - 免責金額 再購入資金 車両盗難補償対象額 - 免責金額 新車=現物、中古=現金
パーツ盗難  〇   〇   〇
かぎ穴いたずら
免責額 保険金額の5% 30000円 補償上限の10% 補償上限の10% 補償上限の10% 30,000円+諸費用 新車の場合は購入価格の1年目10%2年目20%3年目30%
備考 ホンダ車の再購入費用のみ 再購入費のみまたロードサービスへの加入必須 ZuttoRideCluのOEM商品 再購入費のみまたロードサービスへの加入必須 ZuttoRideCluのOEM商品 盗難車が見つかったときは全損のみ対応、継続不可

今回私も中古車のスズキ ジェンマ250を購入しましたが、正規店ではないということと中古だったのでZuttoRideClubに加入しました。ロードサービスは加入していません、JAFのサービスだけでいいと判断したのでその理由とZuttoRideClubオススメの理由をご紹介。

  1. ZuttoRideClubの加入について
    1. 加入条件
    2. 加入方法
    3. 保険料について
  2.  盗難は他人事ではなかった
    1. 東京でNinjaを盗難されかけた
    2. ジムの知人がPCXを盗難された
  3. ZuttoRideClubに加入する理由
    1. 免責金額が低い
    2. 中古店で購入したバイクも加入可能
    3. 条件が合えばヤフオクなどで購入したバイクも可能
    4. ロードサービスが必須ではない
    5. 盗難以外の補償も対象
    6. 購入時以後からも加入可能
  4. ZuttoRideClubのデメリット
    1. ロードサービスは不要
    2. 個人売買で入手したバイクは加入不可
    3. 全額は補償されない
トッサンです。普通二輪以下専門チャンネルもOPENしました。原付二種はこちら

ZuttoRideClubの加入について

表で確認していただいた通り、正規店舗からの購入出ない場合や新車でない場合の保険は加入できないこともあります。ですが、基本的にお店で販売されているバイクは加入できるのがこの「ZuttoRideClub保険」です。

加入条件

基本的にはどのバイクでも加入可能ですが、気を付けたい項目があります。

  1. 競技用車両(ナンバープレートを取得できない車両)
  2. サイドカー付き車両、トライク、リバーストライク等、普通自動車免許で運転できる51cc以上の車両
  3. 事業用車両(緑ナンバー)
  4. 軸長(ホイールベース)が1,900mmを超える車両、または、全長が2,700mmを超えるカスタム車両
  5. 車両重量が500kgを超える車両(車検証などに記載されています)
  6. 最低地上高(車両の一番低い部分)が90mm未満の車両
  7. ミニカー登録されている車両(水色ナンバーの車両)
  8. バギー、電動キックスクーター等
  9. 下記の本田技研工業株式会社製国内モデル及び同車種の逆輸入車
    • CBX400F(NC07:1型2型)
    • CBX400カスタム(NC11)
    • CBX550F(PC04)
    • CBR400F(NC17)
  10. 加入時点でトラブルが発生している車両、または、トラブルの疑いがある車両
  11. 本人以外の名義で登録されている車両
  12. バイク購入時の本体価格がわかる購入明細を紛失してしまっている場合(盗難保険をご検討の場合のみ)
  13. 個人間売買の車両(盗難保険をご検討の場合のみ)

※加入時に対象車両の場合でも、改造等で弊社が条件を満たしていないと判断した場合は本会員サービスの対象外とさせていただく場合があります。

ZuttoRideClub

気を付けなければいけないのは

  1. 本人名義かどうか
  2. 個人売買のバイクかどうか
  3. バイク購入時の本体価格がわかる購入明細を紛失したかどうか

特殊なバイクでない限り上記3点だけ気を付けておけば大丈夫でしょう。

原則個人売買のバイクは不可

不可というのは、個人売買や友人、知人からもらったバイクなどは加入することができません。そして他のサイトではヤフオクやメルカリなどでの売買商品は加入できる。と記載がありますが、ZuttoRideClubに問い合わせたところ「ヤフオクの支払い明細」は証明にならない。とのことです。

例外もある

ZuttoRideClubによれば販売元が店舗かつ購入明細等があれば加入可能とのことです。ですが、購入してから加入不可といわれてしまう可能性もあるため、事前に確認しておいた方が良いでしょう。

オークションサイトやフリマサイトで購入された場合、販売元がバイクショップなどの法人かつ、
購入日、購入金額、車両本体価格などが証明できる購入明細等の販売元が発行した書類がある場合のみご契約いただけます。

ZuttoRideClub よくある質問

購入明細をとっておく

ヤフオク以外などの個人売買でも中古バイク店舗で購入した場合は後から加入することもあるため、明細を取っておく必要があります。

加入方法

必要書類をそろえる必要があります。必要なものは2つ「届け出書類」「購入明細」です。

届け出書類

125cc以下の車両は「標識交付証明書」
250cc以下の車両は「軽自動車届出済証」
251cc以上の車両は「車検証」

上記の書類が必要です。郵送ではなく、写真でアップロードするだけ。

購入明細

明細を確認しながら入力する項目があります。買ったからいらない。ポイッ。とやりがちですが置いときましょう。

保険料

以下のZuttoRideClub引用の表を見ていただくと一目瞭然。

年プラン 年会費(税込) 車両盗難保険
金額(上限)
車両盗難時の
自己負担額
パーツ盗難保険
金額(上限)
カギ穴いたずら
補償金額(上限)
基本特典
盗難5 4,400円 5万円 5% 2万円 2万円
盗難10 5,400円 10万円 5% 2万円 2万円
盗難15 7,000円 15万円 5% 2万円 2万円
盗難20 8,600円 20万円 5% 2万円 2万円
盗難30 12,700円 30万円 5% 5万円 3万円
盗難40 15,900円 40万円 5% 5万円 3万円
盗難50 19,000円 50万円 5% 5万円 3万円
盗難60 22,200円 60万円 5% 10万円 3万円
盗難70 25,400円 70万円 5% 10万円 3万円
盗難80 28,400円 80万円 5% 10万円 3万円
盗難90 31,600円 90万円 5% 10万円 3万円
盗難100 34,700円 100万円 5% 20万円 5万円
盗難110 37,300円 110万円 5% 20万円 5万円
盗難120 40,000円 120万円 5% 20万円 5万円
盗難130 42,800円 130万円 5% 20万円 5万円
盗難140 45,600円 140万円 5% 20万円 5万円
盗難150 48,400円 150万円 5% 20万円 5万円
盗難160 51,500円 160万円 5% 20万円 5万円
盗難170 54,600円 170万円 5% 20万円 5万円
盗難180 57,800円 180万円 5% 20万円 5万円
盗難190 60,400円 190万円 5% 20万円 5万円
盗難200 63,000円 200万円 5% 20万円 5万円
盗難220 69,300円 220万円 5% 20万円 5万円
盗難240 75,600円 240万円 5% 20万円 5万円
盗難260 81,900円 260万円 5% 20万円 5万円
盗難280 88,200円 280万円 5% 20万円 5万円
盗難300 94,400円 300万円 5% 20万円 5万円

この表の金額ですが、車両盗難保険金額がそのままもらえるわけではないので注意。例えば盗難された場合

  • 免責金額(バイク購入価格の5%が免責)
  • 補償金額が減額(1年目満額、2年目は-5%、3年-10%)

そして保険対象となる金額は「バイク購入時の税抜き車体価格」です。

盗難はもはや他人事ではない

実はバイクは盗難にあいやすい。というのも購入前はどのバイクにしようかなぁ~など胸をときめかせながら、考えるものだと思う(なんなら一番楽しいと言われる次期でもある)

だが、実際に購入して盗難にあった場合は保険がなければ泣き寝入りの確率が高い。

検挙件数 検挙率
2021 1,289 17.0
2020 1,489 16.5
2019 2,422 21.5
2018 2,652 17.3
2017 3,017 14.9

警察庁 犯罪統計資料を基に作成

車の検挙率と同じと思ってはいけない。検挙率が20%以下なので5回に一回しか窃盗犯は捕まらない。もはややったもん勝ちみたいな検挙率だ。

そこで私が実際に遭遇した盗難経験談と知人のPCXが盗難にあった実例をまずはご紹介。

人生初の関東ツーリングで盗難にあいかけた

みんな大好きKOMINEマンなのだが、このディスクロックは実は2つ目で今は愛車のジェンマ250につけている。というの250cc一代目のNinja250ccにつけいていたが、関東ツーリングで東京の大田区のジムでシャワーを浴びてい戻ってきたら駐輪していたNinja250につけていたこのディスクブレーキが破損していた。

明らかに壊された跡があり、ディスクブレーキから取り外すのにかなり時間がかかったことを今でも覚えている。

PCXが盗難にあった

初めて盗難現場に遭遇したのは地元奈良でのことだ。田舎なので正直みんな防犯意識は皆無に近い。特にスクーターなんて盗難されないだろうと高を括っていたのである。という私も50ccのJOGを乗っていたが、U字ロックは使ったことがなかった。

いつも通りジムで一緒に知人と過ごしていたが、帰宅する時にあったはずのPCXが忽然と姿を消した。何もない。そして残ったのはローンだけ。

 

ZuttoRideClubに加入する理由

さて、駐輪場にいつも通りいったときに愛車が消えていた時のショックは計り知れないでしょう。そもそも私も防犯グッズを購入。

さらに車種をわからないようにするためにバイクカバーもかけています。KOMINEは一度救ってくれたという恩から再度購入。それ以外は特にこだわりはありませんが、バイクカバーはサイズに注意。


ここまで防犯をしていますが、それでも保険に入ります。なぜなら本気をだせばバイクは盗難防止アイテムをつけていても盗難できます。どれだけ高額な防犯グッズをそろえてもその気になればとれるのがバイク。

昔JOG50ccのシート下が開かなくなったときにバイク屋で開けてもらいました。あれ、これって…。

免責金額が低い

今からスズキの原付を購入する方の場合は例えばスズキの125cc以下の盗難補償がありますが、免責が3万円となってます。さらに他の保険でも免責金額がバイクの購入費用の10%となっているところも多いです。

ZuttoRideClubは免責金額が5%のため低め。ややZuttoRideClubの方が保険料が割高に見えますが実際盗難された時に免責10%と5%だと差が結構大きいです。また、3万円の免責の場合は30万円のバイクだと約10%の免責。25万円だと12%の免責となり実際に保障される金額が低い。

中古店で購入したバイクも加入可能

新車しか対応していないという保険も多い中、このZuttoRideClubであれば中古も加入可能。購入した時点の価格が保険対象になります。

中古のバイクが税抜き30万円であれば保険対象金額が30万円になります。

ロードサービスが必須ではない

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ロードサービスとセットになっている盗難補償が多い中、ZuttoRideClub保険はそうではない。個人的にはロードサービスはJAF一択。というのも人に掛ける保険で優待も充実。わざわざ優待狙いだとJAFの方が規模は大きいし、ロードサービスはレンタルバイクであっても対応しているのがJAF。

残念ながらZuttoRideClubのロードサービスは人にかけるものではないので、JAFがオススメ。

盗難以外の補償も対象

対応している別の補償は以下の通り

  • パーツ盗難保険
  • 鍵穴いたずら補償

ありがたい補償内容にはなっているが年会費が安いプランだと補償金額が低い。

1年プラン 年会費(税込) 車両盗難保険
金額(上限)
車両盗難時の
自己負担額
パーツ盗難保険
金額(上限)
カギ穴いたずら
補償金額(上限)
基本特典
盗難5 4,400円 5万円 5% 2万円 2万円
盗難10 5,400円 10万円 5% 2万円 2万円
盗難15 7,000円 15万円 5% 2万円 2万円
盗難20 8,600円 20万円 5% 2万円 2万円
盗難30 12,700円 30万円 5% 5万円 3万円
盗難40 15,900円 40万円 5% 5万円 3万円
盗難50 19,000円 50万円 5% 5万円 3万円
盗難60 22,200円 60万円 5% 10万円 3万円
盗難70 25,400円 70万円 5% 10万円 3万円
盗難80 28,400円 80万円 5% 10万円 3万円
盗難90 31,600円 90万円 5% 10万円 3万円
盗難100 34,700円 100万円 5% 20万円 5万円
盗難110 37,300円 110万円 5% 20万円 5万円
盗難120 40,000円 120万円 5% 20万円 5万円
盗難130 42,800円 130万円 5% 20万円 5万円
盗難140 45,600円 140万円 5% 20万円 5万円
盗難150 48,400円 150万円 5% 20万円 5万円
盗難160 51,500円 160万円 5% 20万円 5万円
盗難170 54,600円 170万円 5% 20万円 5万円
盗難180 57,800円 180万円 5% 20万円 5万円
盗難190 60,400円 190万円 5% 20万円 5万円
盗難200 63,000円 200万円 5% 20万円 5万円
盗難220 69,300円 220万円 5% 20万円 5万円
盗難240 75,600円 240万円 5% 20万円 5万円
盗難260 81,900円 260万円 5% 20万円 5万円
盗難280 88,200円 280万円 5% 20万円 5万円
盗難300 94,400円 300万円 5% 20万円 5万円

ミラーが折れた。ヘルメットが盗難された。シートが破かれた。といった内容の盗難や事故に関しては保険は対象外だ。

また、カスタムしていた場合、盗難にあったパーツの純正部品代・工賃・消費税が補償の対象になる。

購入時以後からも加入可能

さて、購入して満足。この新しいバイクでウキウキ、家帰ろうー。となるのだがこの保険はネット経由で加入するため特にその場で加入する必要がない。面倒な勧誘がない分、家に持ち帰ってから考えられる。

ZuttoRideClubのデメリット

そもそも盗難する人がいなければこのお金は払う必要がない。ということでちょっと腹が立つ。だが、盗難されてしまえばその時は虚しい。今回加入したZuttoRideClub保険だがあえてデメリットを書いておく。

ロードサービスは不要

セットにすると特典があります。割引があります。と書いてますが、バイクの任意保険や車の任意保険に入っている方はレッカーサービスがある可能性があるので要チェック。

また、JAFに加入すればそもそもレンタルバイクなどの他人名義のバイクでもレッカーできる。レッカー距離は短いが家から指定工場のレッカーも行えるので便利。

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そういえばフォロワーの方もこんなことをつぶやいていた。

Youtubeの視聴者の方も同意見。僕もそう思う。

個人売買で入手したバイクは加入不可

どや顔で乗り回していたこちらの原付ダウンタウン125iだが個人売買で購入したため、加入不可。

全額は補償されない

この保険は自分の意思でプランを変えれる。というのも当たり前に聞こえるが例えばこのCB125Rだが50万円したとしても満額の補償が受けられる「盗難50」プランに入る必要はない。

この保険のミソは「補償金額がバイク購入時の税抜き車体価格」ということ。なので、盗難30にはいった場合は上限30万円までが保険金額の上限になる。

悩ましいのは25万円のバイクなどのキリの良くない場合だ。盗難20だと20万円、盗難30プランだと上限30万円だが「補償金額がバイク購入時の税抜き車体価格」なので25万円までしか最大でも補償されない。(実際は免責金額引かれる)

保険は安心を買う物

年会費などの違いはプラン毎にあるがこのZuttoRideClub保険は安心を買うというのが一番のミソ。パクられたらどうしようもない、ローンだけが残るという状態から解放される保険だ。まぁ、盗難する人がいなければいいだけの話だが…

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