NMAX155 2023 ABSモデルを乗車！まとめレビュー！

結論：最速の150-160cc帯になりました

同じYAMAHAのX-FORCEとのセッティングの違いだけでなく、同排気量帯では一番早いスクーターとなりました。（トッサン調べ）

今回の記事では以下の通りの内容で進めていきます。

1. 新型フレーム
2. 気になる点
   1. Dリングがかけづらい
   2. 旧型のほうが良かった？
   3. 旧型のほうが速い？
3. 最速の150-160cc
4. 足回り
5. 一台に絞るならいい選択肢なのかも

新型フレームと設計

新型の設計になった。NMAXといっても2021年モデルのNMAX125と変わりません。155だけ海外から入ってくる時期が延期され、ようやくレビューにこぎつけました。

125ccでもシガーソケット充電が少なくなる中、最新のモデルでシガーソケット搭載と逆に珍しさを感じる一面も。

ハンドリング

公式サイトでは前後サスペンションを最適化することで、ナチュラルなハンドリングを維持しながら、より快適な乗り心地を実現しています。

このような記載がある中で「ハンドリング」に関しては以前のNMAXより確実に個人的には好みな仕上がりに。バネ下重量も軽量化に成功しており、よりリラックした操作ができました。

動画内でもリーンウィズがやりやすいとお話していましたが、スクーターに座っていて力むことなくナチュラルに操作しやすいスクーターです。

スクーターとしてはリアが重くなりがちですが、そんな印象も国内スクーターと比べてもなく、バイクならNMAXと言われるスクーターの印象が際立っていました。

気になる点

一方他社と比較しても気になる点は多数あります。また、利便性という面ではやや気になる点も

Dリングがかけづらい

画像の通りですがフルフェイスのDリングがなかなかヘルメットホルダーにかからず。

NMAXは23Lのシートした容量なのでXLヘルメットはほとんど入らないため、もう少し外側にホルダーを配置してくたほうがヘルメットをかけやすかったです。

旧型のほうが良かった？

マットな仕上がりや駆動系ケースが大きくなりより、高級感がました印象のNMAXで新型のほうが全ていいようなイメージですが

旧型のほうが高身長の人は足を伸ばすことができ、以前のビクスクのようなライディングが可能でした。

旧型のほうが速い？

126km/hを出せるNMAXは驚異的だと思います。以前よりも速度が出ましたし、120km/hを出せるこの排気量帯のスクーターは今まで乗ってきてなかったのですが、ついに新型のNMAXが120km/hを超えました。

最速の150-160cc

120km/h以上も通常は出すことはないということから正直有り余るスペックな気もします。ですが、実際に高速道路に乗ってみるとX-FORCEだと110km/h辺りから速度が伸びず。

メーカー側はこの最高速を押すことはないのでしょうが、やはり高速道路やバイパス走行をメインにしたいスクーターユーザーにはかなりいい選択肢のバイクだと思います。

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155cc-160cc帯で風防が可動式、もしくはロングなのは「ADV150,160」くらいだと思いますがこれだけ速度が出るバイクなのでロングスクリーンがおすすめ。

足回り

カチカチ。

サスペンションは上下するような感覚はなく、下からの突き上げを感じる一台でした。NMAX125でも同様ですが体重60kgくらいしかない成人男性だと足回りのセッティングをどうするか。

というのも一つNMAXを購入後考えることになると思います。もちろん体重が僕よりも重たい方はそもそも感じ方が違うとは思いますが…

一台に絞るならいい選択肢なのかも

PCXやNMAXが150-160ccでの同様形状のスクーターのため、よく比較されます。

個人的には、一台持つのであればNMAXがおすすめ。理由としては、やはり最高速度がPCXよりも速い（これはインドネシア版ですが、国内版も多分出るでしょう..）

何不自由ないPCXも快適スクーターとしては、いいですが少し面白みがないというのが個人的な意見。