【結論】DIO110が絶対おすすめ
DIO110とJOG125の比較をすると、間違いなくDIO110がおススメ。その理由をこれから紹介しつつ、JOG125を発売当初はおススメしていたが、今はDIO110・ベーシックをオススメする理由を紹介していく。
DIO110の方が勝っている点
- 価格(ベーシックでもキーレスでも)
- DIO110だとキーレス
- タンク容量
- 燃費
- 最高出力
- ディスクブレーキ
- リアキャリア
- ホイール
JOG125の方が勝っている点
- 足つき
- トルク
- 重量
- デザイン
- タンクの位置(個人的に)
DIO110の方が勝っている点
DIO110を購入するから~こちらを贔屓するというわけではなく、カタログ数値を基に今回は比較。デザインが良い。という点もJOG125には入っているが、youtubeのコメント欄でJOG125についた意見も参考にさせていただいた。
価格
下駄として使うには一番気になる点。価格。
JOG125:255,200円
DIO110/DIO110ベーシック:253,000円/217,800円
JOG125が販売された当初はDIO110の新型の発表がなく、SUZUKIの各原付二種の価格も値上げ発表。原付二種界隈のバイクも大幅な値上げが噂される中で新型バイクとして登場。
YAMAHAから出ているアクシスzも25万円以上の価格設定となり、JOG125が一番安いモデルとなった。だが、2023年の春にDIO110の新型が発表され、最安のバイクがHONDAのDIO110ベーシックとDIO110に移り変わった。
そんな背景もあり、発表当初はJOG125だと物価高騰も相まってコスパの良いバイク。という紹介だったが、今ではHONDAが一歩前に出る結果になった。
DIO110だとキーレス
DIO110だと。というのはDIO110ベーシックはキーレスではないということ。同じくJOG125もキーレスではないが、特定のメーカーに思い入れがない場合、キーレス、通常キーどちらもDIO110だと選択肢がある。
さらには、どちらを選んでもJOG125よりも安い。というのが現状。
(キーレスタイプの去年モデル)
タンク容量
原付二種の中でも10Lくらいタンク容量あるバイクもあれば、4Lしかないバイクもある。DIO110/ベーシックどちらもタンク容量は同じで4.9L。
理論値だと私が今回走行してきた検証だと、62km*4.9L = 300km以上は走ることになる。これはギリギリ走行しての結果なのでアテにはできないが、200kmは簡単に走ってくれる。
JOG125の場合は4L。タンクの小ささにはいろいろ理由があるのだとは思うが、やはり小さい。仮に後ほど紹介する燃費がDIO110とJOG125で同じだった場合でもJOG125の方が航続距離は短くなる。
燃費
JOG125を新車で真冬に走らせると1Lあたり30km前後しか走らなかった。こんなことは今まで検証してきてなかったくらいの誤差なので、何かの間違い?もしくは、不良だと思う。
そこでyoutubeに届いたオーナーのコメントを拾い上げていると約45km/L前後の燃費だそうだ。
一方のDIO110は、やはり何度走っても燃費が良い。個人的には5回も乗っているのだが燃費は基本50km/L以上出るので非常にお財布に優しいバイクとなっている。
最高出力
DIO110は最高出力8.7馬力となっている。結論からいうと最高速度は大体90km/h前後。JOG125の方が実はカタログ上は馬力は低い。8.3PSとなっているが最高速度は共に同じくらいだった。
よってカタログ上は数値はDIO110の方が上だが、特に気にするほどの差ではないと思う。
ディスクブレーキ
DIO110は油圧式ディスクブレーキに対してJOG125はドラムブレーキ。
とくに実際に乗って決定的にどちらかの方が制動力に不満があるわけではないが、50ccと同じブレーキ方式というのが差別化されていない気もする。
どちらもコンビブレーキなるものを採用しており、ABSは付いていない。
リアキャリア
DIO110はリアキャリアがついている。標準でオプション価格無し。JOG125の方が少しシート下の容量が大きいのだが、正直差はない。
リアキャリアをJOG125につけようとすると、1万4300円のオプションパーツを購入する必要がある。DIO110はボックスを購入すれば何とか付けれても、JOG125はオプションパーツを別途購入する必要があるのでさらに費用が掛かる。
ホイール
JOG125:鉄
DIO110:アルミ
アルミは変形しやすいだけあって、DIO110の方が確かにスポークの形がカッコイイ気もする。材質が違うのでそれぞれ特徴があるが、勝っているといよりも違いとして紹介した。
JOG125の方が勝っている点
YAMAHAのアクシスzとも重複している点が多いのがJOG125なのでAxis-Zという原付二種とも悩まれる可能性は非常に高い。
足つき
初めての原付二種に!?というキャッチフレーズでもいいくらいの足つきなのが、JOG125だ。シート高は730mmと低い。いまだに原付二種の中では一番低い。確かにDIO110の足つきと比べてもJOG125の方が低かった。
足置き
加えて足置きもJOG125の方が良い。DIO110とHONDAから販売されているLEAD125は本当に足が延ばせない。足置きの面積が小さい。
シート高が低いからと言って足が少し伸ばせないわけではなく、DIO110と比べても足置きの面積が広い分楽。だが、長距離走行となってくるとまた話が難しく、DIO110もJOG125もシートが薄くどちらも長距離には向いていない。
(DIO110)
また、JOG125は多数の他ユーザーのレビューでも確認できる通り「振動がアクシスzよりもある」これも長距離走るうえではやはり気になってしまう。
トルク
発進時にグッと進んでくれるのがJOG125という印象。トルク数値を見ても
JOG125 : 9.8Nm/5,000rpm
DIO110:9.0Nm/5,750rpm
低回転で最大トルクが発生するように設計されたJOG125。実際に乗ってみると確かにJOG125の方が60km/hまでに到達するまでは速い気もするが、そこまで劇的な差もないため感動するほどではないと思う。
重量
重量はJOG125が95kgでDIO110が96kgだ。正直1kgしか変わらないので、実際に動かしても体感はほとんどない。
デザイン
JOG125
DIO110
一番の違いはやはりデザイン。特にリアは特徴的でJOG125のデザインはなかなかいいと個人的には思っている。カタログ数値を基に比較する企画なので、趣旨から少し脱線はするがやはりデザインはJOG125の方が好み。
タンクの位置(個人的に)
JOG125はシートを毎回開けなくても給油できる。これが個人的には好き。
DIO110は毎回パカパカシートを開けないと給油できない。給油が一番多いタンク容量が少ない原付二種だからこそ、給油回数はかなり多くなるはずなので気になるところ。
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