バーグマンストリート125 レビュー 一泊二日ロングツーリングの感想

バイクレビュー

結論:国内導入されたら即買いしたい大きめの125ccスクーター

SUZUKIの理念だと勝手に解釈している「実用性、機能性」が125ccに凝縮。無駄なものがあまりなく、かつリアデザインもかなりクール

なぜいいのか?実際のロングツーリングはどうだったのか?

なぜいいのか?

皆さんは125ccに求めているものは何でしょうか?

  1. 低燃費
  2. 積載性
  3. 乗り出し価格
  4. デザイン
  5. 125ccらしい加速

実はバーグマンストリートは加速や最高速度には期待できません。ですが、1-4を全て網羅しているのがバーグマンストリート125です(グローバル戦略ではバーグマンストリート125EX)として登場。

低燃費

実際に動画内でもお話している通り走行したのは三重県ー岐阜県。一泊二日のただの娯楽ツーリングで山間部がほとんど。

下呂温泉

三重から出発し国道1号線を経由し山間部へ突入といった経路だったが低燃費でなんと脅威の48km/Lー46km/Lという燃費だった。やはり低燃費と高回転時の走行(加速)はトレードオフなのが125ccだが、下駄として割り切っても問題ないレベルの燃費です。

積載性

では荷物は乗るのだろうか?

雨合羽を入れている

グローブボックスは左右ついている。

ペットボトルサイズとシガーソケット付開閉式グローブボックス。

早朝に買った岐阜県のお水。といってもコンビニで買ったのだがサイズはピタリ。

動画を確認していただければ一目瞭然だが簡易整備道具を入れれるような仕切りがある。外車にはよくある構造だがSUZUKIインド製造のバイクで並行輸入だけはあった。

乗り出し価格とデザイン

現在執筆時では2022/10/27 だと 25万円前後の車体価格となっている。だが、私が乗車したモデル↓こちらはキャブレターモデルであり当時乗車した2019年は18万円で新車が購入できた。

その当時でも最新のFIモデルは20-22万円したので、2-3万の値上がりになった。

125ccとは思わせないデザイン、バーグマンの伝統DNA

以前として低価格で並行輸入モデルバイクとして販売されているバーグマンストリート125だが国内正規販売されれば価格が上がることは必然で、避けられないだろう。個人的には26万円でもコスパはかなりいいと思っている。

加速と馬力

ここは正直お世辞にもいいとは言えない。

最高速は登りでは70km/hちょっとしか出ず、愛知県の主要国道を走行中に右側車線を走るのは無理だと感じた。

SUZUKIの125ccといえば台湾でも日本でもインドでも、その低回転ー中回転重視の実用性エンジンがやはり花形。バーグマンストリート125も国内で正規販売が決定した「アヴェニス125」や「アドレス125」と同様のセッティングになっている。

お世辞にもこれまためちゃくちゃ速いわけではないが、遅いわけでもない。ただ、バーグマンストリート125はリアボックスをつける方や積載量が豊富なので必然的に重量が増加傾向になる。

その際出だしが若干もっさりするのは致し方ないだろうが、大は小を兼ねるといったもので積載をしなければ「車両重量は112kg」である。積載がこれだけできて軽いので、取り外してしまえば結構走る。

ロングツーリングの感想

この見た目では112kgは驚きだろう。タイヤサイズもその分小さくなっており、やはり無駄がない。だが、軽い分「原付特有のひらひら感覚は否めない」。これまた愛知県を走行している時雨風がひどかったのですが

タイヤの小ささが少々安定感にかけるなぁとも思った。

乗車ポジションと足置き

だが、このバイクをロングツーリングで走行しているとやはり気づかされることはいくつもあった。まずは「足の延ばし具合」そして「乗車ポジション」

乗車した私は身長182cmと平均身長よりは上ですが、足は190cmの方でも伸ばしきれるくらいフットレストのスペースが確保されている。125ccでここまで足を投げ出せるモデルも少ないだろう。

そして、足元には荷物を置けるフラットフロアタイプ。実はこれがミソで「PCX」や「NMAX」といった国内大人気の大き目スクーターにはない特徴。荷物は置ける、足の角度は変えられる。これが今までYAMAHAとHONDAの125ccにはなかったメリット。

シート

そして、シートだがこれは「可もなく、不可もない」といったスクーターの印象のシートだ。PCXとNMAXと比較すると

シートの硬さ: PCX → バーグマンストリート125 → NMAX ( 全て最新モデル)
といった硬さだと個人的には感じれた。ただ、バーグマンストリートとPCXの硬さは正直そこまでないので、PCX = バーグマンストリート125  >>>>NMAX と書いた方が的確だろう。
とくに腰も痛くなることなく走行できたのがいい所だが、足回りの性能はYAMAHAやHONDAのPCX、NMAXには劣るかな。といった印象でフレームの都合上「剛性が低い」のか「足回りの性能が低い」のかわからないが快適走行はPCXで、よりスポーツライディング(ワインディングなど)を楽しめるのはNMAX。(個人的な感想よ)

LEDの明るさと夜間走行

やはりロングツーリングでは夜走る、早朝走るということはあるでしょう。今回走行した私は実はこの写真「早朝の4時に撮ってます

横からのバーグマンストリート125
バーグマンストリート125 フロントからの撮影

夜間走行を動画にしています。光軸やLEDの光量は全て純正の物。ぜひ参考にしてみてください。カッコイイだけだとただの役に立たない代物ですが、光軸はあまり上向きはないものの、夜間少し走るには大丈夫かな。といった印象

是非ロングツーリングもこなせてしまうが通勤通学にもフィットできる一台なので次の一台にいかがでしょうか。

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