結論:タイトル通り。楽しいが正義
といってもピンとこないと思いますので今回は過去に乗車したシリーズで生産終了が決まった(実質生産終了)のバイクを再度紹介してみたいと思います。
今回は空冷シグナスで唯一乗車できた5型をベースに記事にします。4型とはマイナーチェンジのため外装や装備が変更されています。
- 何がそんなに楽しいのか?
- 発進時のもたつきが少ない
- 高回転でも伸びのある加速
- 最後のキビキビシグナス
- YAMAHA純正バイク屋のオーナーシグナス率高すぎ問題
- カスタムも楽しい
- 豊富すぎるカスタムパーツで財布圧迫確定
- 燃費が悪い
- スクーターの楽しさ、通勤の楽しさを求めるならシグナス
何がそんなに楽しいのか?
今までスクーターに乗ったことがない人でもバイクとしての楽しさを味わえる可能性が一番高いのがシグナスxだと思います。市販されているバイクの中では..ですが、タイトルにある通り公式サイトからのラインナップが消えたので実質生産終了ですが…
発進時のもたつきが少ない
さて、まずは発進時のモタツキです。ここではざっくりと純正の原付二種を乗ってきた感想です
- 原付二種で130kg以上を超えてくると大体遅く感じる
- 圧縮比が低く、ロングストロークエンジンで燃費がいいものもそこまで速くない
- トルクが単純に低い
中でも極限まで発進時のモタツキが少ないのがKYMCOのGP125iでした。一般道で走るとその発進のスムーズ感覚は異常です。
高回転でも伸びのある加速
シグナスxは一番速い発進というわけではないものの特徴的なのは4バルブを搭載しており、高回転でも粘りのある加速をしてくれるということ。
原付二種の中では60-70km/hに到達するころには、加速を感じることができない車種も数多く存在しますがシグナスxの高回転でも加速を得られるフィーリングは少し他の機種と差があります。
実際乗ってみるのが一番手っ取り早いのですが、この高回転でのフィーリングがロングセラーになった一番の理由ではないかと個人的には考えています。とにかく面白い。
最後のキビキビシグナス
空冷最後のシグナスxですが、現行のシグナスグリファスは水冷。タイヤも幅が増してさらに安心感とともに料金も上がりましたが…(笑)
空冷のシグナスx最後の5型はタイヤが前後12インチとキビキビ市街地で走る最適なタイヤですがグリファスになり幅が前後共に10ずつアップ。
たった10程度の数字の違いですが実際に乗ってみると結構違いをかんじることがあり、街乗りの快適性を印象付けるシグナスxのタイヤでもありました。
YAMAHA純正バイク屋のオーナーシグナス率高すぎ問題
さて、街でキビキビ走るシグナスxは高回転でも5型、4型では発進ももたつくことがありません。2-3型の方が最高速が出るというようにネットで書かれていますが、5型の最高速以上の速度を出すのはどこなのだろうか…サーキット?とか思いつつ
話がそれましたが、レビューをするのにレンタルバイクをすることが多々あるのですがYAMAHAのバイクに乗っている方でスクーターの場合、異常なまでに多いのがこのシグナスx。
理由は聞かずともわかりますが、まぁ楽しいからでしょう。「通勤通学」「楽しい」「きびきび走れる街乗りスクーター」となると行きつく先は全国一緒だったようです。
カスタムも楽しい
さて、車体の性能も高いことでロングセラーだったのですが。まぁメーターが見ずらいのと高身長の人はハンドルに膝が直撃するのはさておき。
カスタムも楽しいのがシグナスxです。社外パーツがかなり多いので原型をとどめていないシグナスxもたまに駐輪場にとまっています。
豊富すぎるカスタムパーツで財布圧迫確定
例えは良くないですが、整形と同じで一か所カスタムすると沼です。あれも、これもと変えたくなってとんでもない費用になります。割とガチです。
燃費が悪い
楽しさの犠牲が燃費です。僕が走ったときも200キロが巡行するのに限界距離で1L40km程度です。要は楽しさの代わりにお金をチャリンチャリン落としてるわけですが1L40km走れば、2ストよりはましかと思います。
スクーターの楽しさ、通勤の楽しさを求めるならシグナス
僕もYoutubeチャンネルを立ち上げてからすぐにシグナスは乗りました。あまりスクーターについてはわからなかった当時でもシグナスxは面白かったので印象的です。また、バイク屋さんでの乗車率が高いことも相まって世間に認められていることから20年のロングセラーになったのかと思います。
バイクは趣味要素が強い乗り物ですので「楽しいは正義。そんなシグナスxです。」
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