結論:HONDAが本気出してきた
法人販売のみだった電動バイクがついに全て一般販売が開始される。ベンリィ e: I/II,ベンリィ e: I/II プロ、ジャイロキャノピー e:が販売される。EM1e:を含めると一気に6台も投入だ。HONDAの本気具合が垣間見える。
ラインナップが多すぎるので今回は125ccにのみ絞ってお話していく。先月はYAMAHA E01の乗車にモーターサイクルショーでもEM1e:にまたがってみて情報収集をしたので、その体験談からまとめていく。
- おすすめは誰か
- 東京在住の方や地方補助金が出る方はおすすめ
- 補助金
- メンテナンスが簡単
- 東京在住の方や地方補助金が出る方はおすすめ
- 個人配達のゲームチェンジャー?
- 他のバイクとの互換性?
- Honda Mobile Power Pack e:について
- 充電時間が短いのが魅力的
- 1kmいくら?
- 航続距離がそれでも課題点
- スペック
- 価格
おすすめは誰か
補助金は国以外でも市、区、都、県からも出る。ということは補助金だけでも3重で取得できる人が出てくるため、補助金の恩恵をフルに受けられる人はかなり安価で購入できる。
東京在住の方や地方補助金が出る方はおすすめ
冒頭でも記載下通り、これは住んでいる場所によってかなり違う。
かなり限定的な使用方法になるため、住んでいる場所がかなり重要となるがその分3重の補助金を受けれたりする。
自分の住んでいる地域での補助金を確認する必要はあるが、その分ガソリンバイクよりもかなり格安で購入できる。(補助金があるため)
補助金
ここの補助金がかなり肝になるため販売店に要チェック。実際には書類のやり取りも発生する。
メンテナンスが簡単
ガソリンエンジンのバイクだと、キャブレターだFIだとわからないことが多数あったが、電動バイクはメンテナンスはかなり簡素化させる。
- タイヤ
- 保安灯
- ブレーキ
簡単にまとめるとバイクが全くわからない人はこれくらいしかメンテナンスがない。オイルも交換不要。フィルターも交換不要。とにかく交換不要。かなり経済的だと思う。
個人配達のゲームチェンジャー?
これから時代の転換点。中二病発言はさておき、これからはガソリンエンジンよりも各メーカーこぞって電動バイクの覇権争いが起きると想像容易いが、HONDAがEM1 :eをついに一般販売開始。それに続いて他の法人用電動バイク解禁された。
他のバイクとの互換性?
気になったのがベンリィの電動バイクにHonda Mobile Power Pack e:が2つ使われているということだ。EM01e:のページでも記載されているが家のコンセントから充電できる。
Honda Mobile Power Pack e:について
EM01e:にも同じバッテリーが採用されており、このベンリィも同じ。あれ。ということはベンリィの電動バイクにパワーパック付きを購入して、EM01e:は本体だけ購入する。
ベンリィは使わない日はプライベートで使うEM01e:のバッテリーに使えたりするのだろうか?他の車種とも全て共通で使えるバッテリーパックなら汎用性が高くて、使い勝手がかなりいい。
補助金がどこまで適用されるか微妙だが、例えば車体やバッテリーパックだけでも補助金適用なら一気に2台持ちできる夢が広がった。
先ほど記載した通りこの電動バイクはメンテナンスが簡単なのだ。
充電時間が短いのが魅力的
YAMAHAを引き合いに出して悪いが、充電時間がE01では14時間も家でかかるそうだ。だが、ゼロの状態から満充電までは約5時間、充電状態はHonda Power Pack Charger e: のインジケーターで確認できます。
1kmいくら?
ガソリンエンジンはもちろんガソリンを給油する必要がある。1Lで150-160円位する。E-Vinoを例にすると(YAMAHAから出ている50cc電動バイク)
1km走るのに必要な電気代金は1円以下。1L40kmのバイクだと40km走行するのに150-160円だが、電動バイクは40kmだと40円。厳密に言うと電気料金の契約にもより、0.5円で1km走れる場合もあるそうだ。
40km走行するのに20円。これは笑うしかないほど安い。
航続距離がそれでも課題点
エネルギーは電気。給油は不要
動力源はリチウムイオンバッテリーを採用する着脱可能なHonda Mobile Power Pack e: (モバイルパワーパック e:)。これを2個直列接続させた96V系EVシステムを採用しました。このシステムにより、BENLY e: I/プロでは、30kgフル積載時に12°*の登坂性能、一充電あたりの走行距離は87km、BENLY e: Ⅱ/プロでは、60kgフル積載時に12°*の登坂性能、一充電あたりの走行距離は43kmを実現。排出ガスはゼロで、モーターならではの高い静粛性により、早朝など特に走行音が気になる時間帯の集配業務でも周辺環境に配慮した走りを実現しています。
要は60キロの重りを乗せた状態で、原付二種のベンリィは一充電で43kmしか走らない。もちろん登りという前提なので直線だともうちょっと伸びるがやはりこころもとない。
実際には原付二種ベンリィで30キロの重りを乗せるとだとどれくらい走るのかここが一番気になるところだろう。
スペック
きになる主要装備をまとめていく。
スピードメーター
これはEM01e:と共用のようだ。
コンビブレーキ
ABSではなく。コンビブレーキ
後進アシスト機能
これはYAMAHAのE01でも試したが一番目玉機能。坂道や駐輪場での効果絶大。
トルクと最大出力の向上
電動の面白さはトルクといっても差しつかえない。以前のベンリィ原付二種では4.2Nm/6,000rpmしかなかったが、15Nm/1500rpmとなっている。
リニア感のある、押し出されるような感覚がベンリィでも味わえるのかもしれない(笑)
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