SUZUKI Swish スウィッシュ125のレビュー!スズキが出したスポーツスクーター!

SUZUKI

【もう生産終了】まさによく走るスクーター。カタログにはない面白さ

個人的に一番生産終了してほしくなかった最近のスクーター候補1位なのだが、SUZUKIからのニュースにより生産終了が確定。その後、台湾での生産は継続されているが日本では販売終了。

まさにカタログには載らない良さ。というのを体現したようなスクーターだと思ったが、一見アドレス125(SUZUKI)から出ているスクーターとカタログ数値が全く同じで30万円台の金額は高くみえた。

トッサンです。普通二輪以下専門チャンネルもOPENしました。原付二種はこちら

そこで今回は生産終了してしまったSWISH125の良さと面白さについてまとめていく。

  1. 体感は燃費の良いシグナス
  2. とにかく音が良い
  3. 巨大フロアボード
  4. リアキャリアもついている
  5. 給油口が前(SUZUKIなのに)

体感は燃費の良いシグナス

体感は燃費の良いシグナス。まさにこの一言にSwishは集約されていると思う。なぜなら、実際に乗ったときの平均燃費は45-50km/L前後。なぜこれだけばらついたのかというと、真冬だったので早朝の給油と日中の田舎道での信号無し道路ではばらつきがあった。

とにかくカタログ数値だとアドレスと同じなのだが、乗車するとわかるのが音の違い。低音が純正だがかなり低い気がする。定かではないが、排気音動画をチェックすると違いが分かるかもしれない。

加速もかなり速い。巷ではハッピーメータ疑惑がある。デジタルメーターの速度の上がり方を見ても確かに結構アバウト。なので0-60km/hでの加速のタイムはあまりあてにはならない。

だが体感速く感じるのは車両重量114kg(ノーマル版)とふけ上がりの良さ、低音のあるマフラー音などによって体感が良いと言わざるを得ない。

とにかく音が良い

マフラーカバーも昨今のSUZUKIから見られる原付に取り付けられているものと少し違う。インドスズキ生産の原付が日本で販売されることが多いのだが、Swishは台湾。他にもサルートという台湾スズキバイクがあるが、あれも給油口が前だったりスズキの中でもいろいろ違う。

とにかく気になる方は動画をチェック。

巨大フロアボード

とにかく荷物が置ける。40Lのカバンを足元に置いても、足置きが斜めに切り込みが入っているので足を延ばしていられる。

通勤通学に使うデイユースでも、何でも足元における心強さ。以前のスズキのラインナップではアドレス125、アドレス125フラットシートなどもフロアボードが大きかったので特にメリットに感じてなかったが、現在はバーグマンストリート125EXのみがフロアボードが大きいモデルとなっている。

アドレス125

バーグマンストリート125EX

リアキャリアもついている

リアキャリアが標準装備。そんなバイクも少なくなってきた。というのもオプションにすれば1万円以上+工賃が店舗だとかかるので良い収益源。元々ついていないと、後からカスタムできるという良い反面。リアキャリア標準装備だと取り外せばいいだけ。

余談だがスウィッシュが販売されていた当時受け入れられなかった理由の2つは、テールランプとフロントの見た目。

見た目が好きじゃないと、買われないというバイクあるあるがここで炸裂。趣味性の強いバイクほど見た目が良くないと購入されない。

給油口が前(SUZUKIなのに)

面白いのが給油口が前ということ。YAMAHAのスクーターは前から給油できるスクーターが多い中、スズキはシート下というのが多かった。今ではテールライトの上に給油口があるバイクもある。

リアキャリアにボックスをつけるという前提だと後ろの給油は邪魔で仕方ない。前だと気にせず給油できるので有難かった。

まとめ

フロントフォークにもブーツが履いていたり、100/90-10インチのタイヤを履いていたり、リミテッドエディションでは、ヒートシート、グリップヒーター、ナックルガードがついていたり。

一台に機能をかなり詰め込んだいいスクーターだったが、今は生産終了。

台湾に行ったときはぜひレンタルして最新版に乗ってレビューしたいと思う。

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