【実体験】買わない方が良いバイク用冬装備は電熱だ。

バイク用品

【結論】餅は餅屋。中華の安価電熱装備で損した話

今年もブラックフライデーがやってきた。この季節からぐっと冷え込むので冬物商品を探している人も少なくないと思う。そこで今回は買ってよかったものではなく、あえて失敗した買い物をご紹介。数々の電熱で失敗したので、成功例はまだない。

グローブ

典型的な中華電熱グローブだ。特徴的な機能は下の通り

  • 3段階温度調節
  • 防水
  • スマホタッチ対応
  • 繰り返し使えるリチウムイオン電池内臓

聞こえがいいので去年買ってしまったが、たまに使っているが早く乗り換え先を見つけたい電熱グローブ。正解があれば教えていただきたいくらい。

温度調節

温度調節ができるのはありがたいのだが、基本的に手がずっと蒸れる。防水と防寒機能重視のこの手袋はかなり分厚く。そして、長時間使うと手がどうしても蒸れる。これが長時間使いたくない最大の理由。

もう電熱グローブを買ってしまった人にはこのインナーグローブがオススメ。以前は鹿革のインナーグローブを使用していたが、何度も洗えないのでこのデイトナ インナーグローブにたどり着いた。肌触りがよく、速乾性と断熱性に優れている。何より手がじめじめしなくなったのが良い。

防水

どの電熱商品にも言えることだが、洗えない。ということはじめじめして、蒸れたまままたつけないといけない。それの最悪なケースが降雨量の多い時の使用だ。実際かなり雨が降っている時に使用したが、グローブないがそもそも蒸れやすいのに浸水してきたら、水が入っている長靴みたいになる。

生地もかなり分厚いため2-3日は天日干ししないと乾かないので、ロングツーリングや旅には向いてない。

 リチウムイオン電池

何度も使えるのは良いのだが、洗えない。そして、防水だがさすがに完全防水ではないため濡れたとき使えなくなるのではないか不安だ。電熱グローブは1万円以下の安価モデルしか手をだしたことはないがあまりオススメできない。同じような機能のもので、購入後に結構後悔する。

中敷き

手先と同じくらい冷えるのが、足先だ。3首を温めるのが定石らしいので、手首、足首、首を温めたいのだがこれが温度調節ができない。

ちょっと暑くなってきたな。と思ったら切る必要がある。さらにコードもかなり長いので管理が面倒。これなら分厚い靴下2重履き、3重履きの方がいいだろう。

インナー

ベロアが裏地に縫い付けられているインナーパンツだ。電熱で暖かく、そして先ほどの足先の反省を生かして3段階温度調節の物を選んだ。

  • 洗えない
  • 良い生地を生かせない
  • 普通のインナーで良い。

洗えない

ご存知の通り電熱なのでもちろんコードがインナーについている。なので洗えない。アンダーなのでこのまま肌に触れるようにして着用するのだが、洗えないのに何度も着れるのか。いや、着用したくない。

良い生地を生かせない

せっかく足先までベロア記事で手触りが良かったが、結局汗をかいても洗えないのでインナーパンツの下にユニクロのインナーパンツ超極暖を下に履いてその上に履いていた。超極暖は動くて暖かくなり、熱を逃がさないという性質上滅茶苦茶熱くなる。結局電熱は必要なくなり、今ではお蔵入り。

ジャケット

電熱の代表ともいえる電熱ベスト。日本国内だと有名メーカの物がほとんどなくアマゾンを見渡しても中国製品がずらっと並んでいる。

主な機能は以下の通り。

  • 背中とそれ以外で3段階温度調節可能
  • 熱を逃がさない構造
  • モバイルバッテリーと接続で使用可能
  • 洗濯可

自分と母のために2つ購入したが、母のインナーが洗濯後使用不可能。完全に電熱ベストではなくただのベストになった。

3段階温度調節

調節できるのはありがたいのだが、一番暖かいモードで使用しているとかなりモバイルバッテリーの消費が激しい。10000mAhのバッテリーでも一日のツーリングで持続できるか不安。また、付属のモバイルバッテリーしか使えないものや指定のバッテリーがそもそもベストについているものもある。

自分が購入したベストはポケットにモバイルバッテリーを入れていたが、とにかく重い。

洗濯可能

電熱商品はやはり今のところ結論としては「洗ってはいけない」

選択可能と書いていたものがことごとく潰れてきた。電熱ベストが通電しないとただのベストである。

電熱でオススメできるのはこれだけ

電熱系商品をもう買ってしまった。もしくは今あるものをうまく活用したいという方はこちらをオススメする。

電熱で何かを暖めるものではないが、モバイルバッテリーだ。このモバイルバッテリーはすでにリピートし他の人にも勧めている商品。この商品の一番優れている点は「薄くて軽い」

軽い

電熱はバイクから電気供給をしない限りバッテリーから電気を供給することになるが、そのモバイルバッテリーが重たいととにかく肩が凝ったり、持ち運びが面倒。

重量:116gしかなくジャケット、ベストに入れていても存在感が全くない。持ってみるとわかるが本当に軽い。Ankerなどの有名モバイルバッテリーが有名だがこれだけ軽量な商品はみたことない。

薄い

カード6枚分 6mmしかないのがこのモバイルバッテリー。特にバイクに乗っている時の重さは大敵。肩凝りや体のだるさに直結するのはツーリングをして経験済み。これを購入してからは空調服用のモバイルバッテリーも全部これ。とにかく軽くて、薄いので楽。

バッテリー容量

5000mAhと少ない。褒めてばっかりいるので案件に見えるが一円ももらってない。10000mAh版もありこちらは厚さ:8mmで重量:160gと増えているが容量が倍なのでこちらも選択肢としてあり。

充電端子

小さい5000mAh版は今はあまりないTypeBなので要注意。せっかく購入してコードを一本多く持ってしまう場合は大きい方を選択すればTypeCでも充電可能なので、コードを1本多く持ち運ぶことを考えるとありかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました