マレーシアで販売されてるスクーターのOEMです
マレーシアでカリスマ125として販売されているスクーターをフィリピンにそのまま持ってきて販売。
名前はBRUSKY125こと、たぶんブルスキー。
ロゴを見てもわかる通り、KAWASAKIのロゴはない。
日本人にはなじみがない「MODENAS」のロゴがあります。
MODENASとは
1995年にオートバイを設計・開発・製造する会社として、DRBハイコム社と川崎重工業による出資で設立。車名頭文字から「モデナス」と呼ばれており、二輪車の設計・開発・製造を行っている。
https://bizlab.sg/magazine/blog/2022/06/28/malaysia-main-motorbike/
マレーシアではMODENASのHPで販売されていますが、フィリピンではしっかりカワサキのHPで販売。
気になる点としては
- ロゴの張替えなしでフィリピンで販売すること
- それでもFaceBookの投稿は1週間程度で3000いいね突破
東南アジアの市場のでかさを感じさせられます。
カラー展開
レッド
ゴールド
ブルー
3色展開。カリスマ125とはデカールが違うだけでのようです。
こういったデザインのスクーターは東南アジアでよく見るので、差別化を感じれませんがこれでいいのでしょう…
価格
日本円で19万5000-20万くらい。
PCX160がフィリピン価格で38万6000円で日本では41万円。
価格差がほとんどスクーターだと感じられないので、日本で売ってもDIO110と同じくらいの価格帯になるので売ることはないんでしょう。
装備
国内で比べると現行生産モデルだとDIO110と比べるのがよさそうな車体。
タンク容量は5.1Lと0.1LだけDIO110より大きい。
給油方法もシートパカパカ。
アジアンバイクあるあるシートが小さい。14L
MODENASのロゴががっつり入ってます。これがKAWASAKIのロゴだったら欲しい。
メーターはなぜか160km/hまで表示。
馬力
最高出力9.52/7500rpm
重量は108kg
一方Dio110
最高出力(kW[PS]/rpm) 6.4[8.7]/7,500
重量は96kg
ネット検索だとカリスマ125が110km/hが最高速度なのでDIO110と似たりよったりな最高速度です。
MODENASとがっつり入ってますが、これがKAWASAKIやったらなぁと思います。
東南アジア系のポジションライトとヘッドライトですね。
適当に売ってる感ありますが、ウインカーヘッドライト、テールライト全部LEDです。
リア回りも東南アジアっぽい。
エアブレイドとは違って、キーとは逆側にUSB充電がついてました。
宣伝の画像では配達員の人も乗ってたので、エアブレイド125より純正で配達はしやすそう。
キーのみ。キーレスモデルはないようです。
うーん。これではカワサキのロゴだったら間違いなく日本でも売れるんだろうな。
キックスタートがついてます。キックスタート部分がシルバーというのは珍しい。
カタログ
排気量:125cc
ボア×ストローク:52.4mm×57.9mm
圧縮比:10
馬力:7.0kW(9.5PS)/7,500rpm
トルク:10.0Nm/6,000rpm
全幅:670mm
全高:1,120mm
ホイールベース:1,250mm
シート高:770mm
重量:108kg
燃料タンク:5.1L
最低地上高:120mm
リアサスペンション:モノショック(片側)
フロントブレーキ:ディスク
リアブレーキ:ドラム
フロントタイヤ:80/90-14 40P
リアタイヤ:90/90-14 46P
まとめ
こんなこと言ったらあれですが、フィリピンにそのままロゴも変えずに持っていくだけで売れると踏んでいると思いますので
東南アジアのスクーターの人気っぷりがすごいですねぇ。。
KAWASAKIが今からスクーターを作るわけ..と思うとやはり出資してた会社がスクーター販売、国外販売を目指しているとは抜け目ないKAWASAKIでした。