結論:コスパ最強かコスパ最強か
は?という結論ですが本当そうなんですよ。どちらも乗車してみましたが、良い面と悪い面が浮き彫りになりましたので、個人の乗車体感にフォーカスしてお話ししたいと思います。
今回比較したい項目は
- 燃費
- 速度
- 高速道路
- 加速
- 足つき
- 整備性
- 価格
速度、高速道路での快適性を求めるならYZF-R15で価格重視ならジクサー150だと思います。
燃費
どちらも1L/51kmという奇遇な状態になりました。
ジクサー150
燃費モンスター、コスパモンスターなどと言われています。150ccクラスでも1L/50kmも走れるのでタンクサイズ12Lと合わせると長距離走行もこなせる万能性の高いバイクだと思います。
YZF-R15
ネイキッドとは違うフルカウルのR15ですが、こちらも1L/51kmでした。これに関してはかなり驚きました。。。。
メーカーのカタログ通りYZF-R125よりも若干燃費が良い結果でしたが、まさかジクサー150と同じ燃費になるとは思いませんでした。
高速道路、山、渋滞、市街地とどちらも高回転にしたり、走ってみましたが燃費の良さは驚き。
速度
R15が優れている一番の部分です。
高速道路
ジクサー150
個人的には100km/hが限界のバイクだと思いました。13馬力というのも一つ高速走行が快適とは言えない理由だと思いましたが、何よりもフットステップの振動がすごかったです。
たまにチョイノリの高速だといいとは思いますが、頻繁に高速を使うには向いていないと思います。
YZF-R15
160cc以下で一番速度が出たバイクでした。というのも私が今まで乗ってきたバイクの中での話ですが…
カタログでは6馬力上ですが、それ以上にフットステップが100km/h巡行でも振動しなかったり、100km/hからでも追い越し車線に流れるように合流できる余裕さ。
150cc帯の中では一番高速道路走行に向いている機種だけあって、スゴイ出来だなぁと思いました。
加速
ジクサー150
どちらもロングストロークエンジンで低回転にトルクを感じるので街乗りでは扱い易いです。一番の違いはどこから「加速感」が無くなるかだと思いました。
街乗りでは問題なく走れるジクサー150。
YZF-R15
ほぼスクエアエンジンの内径×行程58×58.7mmになっています。これが低回転でも粘りますし、高回転までのふけの良さがありました。同じYZFでもR125は高回転へのふけ上がりに物足りなさがありましたが、R15はまた別もので、スロットルを開けたときの違いはぜひ体感を、
足つきと乗車ポジション
身長182cmで股下80cmのはなしです。
ジクサー150
どちらもベタ足でした。ですが、乗車ポジションとしてはネイキッドのジクサーの方が圧倒的長時間のライディングには向いていると思います。
なんせそんなライディングテクニックなんてない私からすれば、フルカウルモデルのバイクはハンドルに体重掛けてしまいがち…
ジクサーは上体が起きているので気楽にツーリングするのにも向ていました。
YZF-R15
こちらも足つきは私はベタ足でした。ですが、気になるのはやはり乗車ポジションでしょうか…GSXと比べてもかなり前傾姿勢が厳しいR15は、ハンドルに体重を乗せることもしばしば。。。
良くないのでしょうが、体重を背筋で支えるのが長時間厳しい気も…
整備性
センタースタンドがあるのかないのか
ジクサー150
センタースタンドあり。珍しいですがスクーターでもないのにスタンド2つ付いていました。駐輪時もメリットありですし、何より自分で整備しやすそう。
YZF-R15
フルカウルモデルなのでカウルを外さないといけないんですよねぇ…昔Ninjaに乗ってましたが自分でメンテナンスする時カウル外すのめんどくさいのは経験アリ。
価格
なんといってもコスパ優秀なのはジクサー150。一部の125ccよりも安いです。
ジクサー150
385,000円
YZF-R15
550,000円
まとめ
150ccという排気量で走行面でのクオリティの高さはR15は他と比べてもとびぬけていると思いました。ですが、ジクサーと比べたとき約17万円の差はやはり大きい….
また、ネイキッド、フルカウルという違いもありますが、2機種しかない150cc帯ではまだまだ選択しが広がってほしいばかりです。
コメント