はじめに
今回は、SUZUKI アドレス125(2026年)とYAMAHA NMAX125(2025年)を、実走レビューの感触ベースで比べていきますね。スペック表を並べるというより、実際に走って「どこが刺さったか」「どこで気を使ったか」をそのまま出していく感じです。
ざっくり先に言うと、街での使い勝手と気軽さならSUZUKI アドレス125(2026年)、速度域を広げたときの伸びと安定感ならYAMAHA NMAX125(2025年)かなと。ここから13項目で細かく見ていきます。
実走行レビュー(動画)
SUZUKI アドレス125(2026年)
YAMAHA NMAX125(2025年)
レビュー項目で比較
面白さ
SUZUKI アドレス125(2026年)は、乗り始めからテンション上がるタイプですね。キック1発始動だったり、左右インナーポケットだったり、触ってて話題がどんどん出るんで「お、これいいやん」が続く感じでした。
YAMAHA NMAX125(2025年)は、派手さより完成度で面白いタイプですね。低回転のもたつきが少なくて、回した瞬間に素直に前へ出る。VVAが入ってから上までつながる感じもあって、純正のまま乗り回して楽しいっていう方向でした。
音
SUZUKI アドレス125(2026年)は中回転の音が良かったですね。40km/h前後からの伸びと音のセットが気持ちよくて、「これええな」が素直に出る感じでした。
YAMAHA NMAX125(2025年)は、初代よりちょっとこもる方向の音に感じましたね。ただヤマハらしい加速音の気持ちよさは残ってて、シグナス系ほどのパンチじゃないけど上品にまとまってる印象でした。
低速
SUZUKI アドレス125(2026年)は、発進からすぐドカンというより、滑らかに乗せていく感覚ですね。低回転の鋭さは前モデルのほうがあったかな、という感触は正直ありました。
YAMAHA NMAX125(2025年)は、低速での反応が素直で、ワンテンポ遅れる感じがかなり少ないです。50〜55km/hあたりでVVA表示に入る流れも分かりやすくて、低速から中速へのつながりが自然でした。
高回転
SUZUKI アドレス125(2026年)は、60km/h以降で加速感が落ちるのがはっきりしてましたね。70km/h以降は伸びがじわじわになって、実用域重視の味付けだなって感じました。
YAMAHA NMAX125(2025年)は、80km/hくらいまでトルク感を維持しながら伸びてくれるのが強みですね。90km/h以降はさすがに鈍化しますけど、125クラスの中では高い速度域まで加速の手応えが残る側でした。
振動少
SUZUKI アドレス125(2026年)は、エンジン振動そのものを強く語る場面はそこまで多くなかったですね。乗り味としては滑らか寄りで、ガサガサした感じは薄かったです。
YAMAHA NMAX125(2025年)も、バタつきや前後のチグハグ感が少なくて、姿勢が落ち着く方向でした。この項目は両車とも「めちゃくちゃ振動が少ない」と断言するより、走行全体の安定感で差を見るのが近いかなと。
積載
SUZUKI アドレス125(2026年)は、ここかなり強いです。左右インナーポケット、前後のコンビニフック、USB、シート下24L、最大積載6kgまで、日常で使うポイントをしっかり押さえてますね。フルフェイスはサイズ次第でギリいけるかどうか、というラインでした。
YAMAHA NMAX125(2025年)は収納力も評価対象にして走ってますが、今回の内容だと細かい容量や実測まで踏み込むほどではなかったです。積載の具体装備の多さで言うと、SUZUKI アドレス125(2026年)のほうが使い勝手の絵が見えやすかったですね。
ハンドリング
SUZUKI アドレス125(2026年)は、切り返しの軽さはあるんですけど、バンクを深くしたときのリアの不安感が気になりましたね。特に10インチ側の横滑りしそうな感触が出ると、攻める気は落ちます。
YAMAHA NMAX125(2025年)は、重心移動だけでスラスラ向きを変えられる感じが良かったです。前後13インチの統一感で前後バランスが揃ってるので、曲がる時の安心感はYAMAHA NMAX125(2025年)が一枚上かなと。
ブレーキ
SUZUKI アドレス125(2026年)は、急制動した時に制動距離が長く感じたのが印象に残りましたね。フロントディスクが小ぶりな感触もあって、止める場面では慎重になります。
YAMAHA NMAX125(2025年)は、制動力の項目は扱ってるんですが、今回手元の内容だと細かい比較コメントまでは深掘りし切れてないです。なので断定は避けつつ、少なくとも走行全体の安定感を崩すような怖さは出にくい方向でした。
足つき
SUZUKI アドレス125(2026年)は、シートが低めで扱いやすいですね。前寄りに座るとかなり安心感があって、体重軽めの人でも取り回ししやすい印象でした。
YAMAHA NMAX125(2025年)は、前に座れば足つきは取りやすいけど、シート後方は幅が出るのでつま先寄りになりやすいです。どっちが楽かで言うと、停止時の気軽さはSUZUKI アドレス125(2026年)、走行姿勢の自由度はYAMAHA NMAX125(2025年)ですね。
足回り
SUZUKI アドレス125(2026年)は、ここが一番好き嫌いを分けると思います。リアのピッチ幅の荒さと10インチ由来の不安感が重なると、路面状況によっては怖さが先に来る場面がありました。
YAMAHA NMAX125(2025年)は、小さな段差で跳ねにくくて接地感が高いですね。大きいギャップを速めで踏むとガターンは来るけど、これはスクーターとしては自然な範囲。舗装路中心ならYAMAHA NMAX125(2025年)の足回りはかなり好印象でした。
整備
SUZUKI アドレス125(2026年)は、整備性そのものを細かく語るより、日常で困りにくい作りが目立ちましたね。キックスタート、ワンプッシュ始動、給油口の使いやすさあたりは実用面で効いてきます。
YAMAHA NMAX125(2025年)は、今回の内容だと整備性の深掘りはあまりしてないです。ボタン類や操作系のチェックはしてますが、メンテのしやすさを断言する材料は少なめでした。
燃費
SUZUKI アドレス125(2026年)は、153.3km走行でおおむね50km/L前後の感触で、燃費は素直に良かったですね。街乗り実用で効く数字だなと思いました。
YAMAHA NMAX125(2025年)も、440.2kmで3.2L計算の44.375km/Lと十分優秀です。絶対値はSUZUKI アドレス125(2026年)が有利な場面がありそうですが、YAMAHA NMAX125(2025年)も走りの余裕を考えると納得感ある燃費でした。
リセール
SUZUKI アドレス125(2026年)は、価格帯の強さや装備バランスの話は出てくるんですけど、中古相場の具体データまで踏み込んだ話はしてないです。なのでリセールは中立で見ておくのが安全ですね。
YAMAHA NMAX125(2025年)も、この内容だけでリセールを断定するのは難しいです。ただ、車体としての人気カテゴリにいるのは確かなので、最終的には地域相場と走行距離で見るのが現実的かなと。
どっちを選ぶ?
街乗りメインで、取り回しの軽さ、積載の便利さ、燃費の良さを優先するならSUZUKI アドレス125(2026年)がハマりやすいですね。信号多めの移動とか、日常の足としてはかなり使いやすいです。
一方で、幹線道路や郊外も含めて速度域を広く使いたい、ハンドリングの一体感が欲しい、走りの質感を重視したいならYAMAHA NMAX125(2025年)かなと。純正状態での完成度は高いです。
まとめ
SUZUKI アドレス125(2026年)は「実用で助かるポイントをしっかり積んだ1台」、YAMAHA NMAX125(2025年)は「走りのつながりと安定感を高めた1台」っていう住み分けですね。
買うならどっちかは、通勤・買い物の気軽さを取るか、走る楽しさと速度域の余裕を取るか。この2つを先に決めると、かなり迷いにくくなるかなと思います。
