155ccモデルはモーターサイクルショー前にもう完売だそうです。(Twitter情報)
2025年モデルのNMAXのリリース
ヤマハ発動機販売株式会社は、水冷・124cm³の”BLUE CORE*”エンジンを搭載した原付二種スクーター「NMAX ABS」の2025年モデルを4月14日に発売します。
2025年モデルの主な変更点は、1)エンジン、2) セッティングを変更した前後サスペンション3)刷新したスタイリング、4)新デザインのLCDメーターなどです。
原付二種スクーター「NMAX ABS」2025年モデル発売~エンジンやサスペンションの熟成とスタイリング刷新により走行性能と外観品質向上~ – ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
こちらは電子制御の変更はなさそうNMAX155とはある意味差別化できているのかなと。

NMAXのカラーラインアップ
マットダークレディッシュグレーパール
マットダークグレーメタリック
ホワイトメタリック
ブルーイッシュグレーカクテル
2025年モデルのNMAXのスペック
主要寸法 | エンジン仕様 | ||
---|---|---|---|
全長 | 1,935mm | 形式 | SOHC水冷単気筒4バルブ |
全幅 | 740mm | 排気量 | 124cc |
全高 | 1,200mm | ボア×ストローク | 52.0mm×58.7mm |
ホイールベース | 1,340mm | 圧縮比 | 11.2 |
シート高 | 770mm | 最高出力 | 9.0kW(12PS)/8,000rpm |
重量 | 132kg | 最大トルク | 11Nm/6,000rpm |
燃料タンク | 7.1L | 燃費 | 49.1km/L |
最低地上高 | 125mm | ||
サスペンション | ブレーキ/タイヤ | ||
フロント | 30mm正立 | フロントブレーキ | 230mm/1pot |
リア | ツインショック | リアブレーキ | 230mm/1pot |
キャスター角 | 26° | フロントタイヤ | 110/70-13 |
トレール | 98mm | リアタイヤ | 130/70-13 |
2025年モデルのNMAXの装備
NMAXのエンジン
- 水冷ブルーコアエンジン
- 油圧式カムチェーンテンショナー
- SMG:静かな発進
まずカタログベースだと違いは燃費ですが、昨年モデルまでだと1L46.9kmでしたが、49.1km/Lになっていました。YAMAHAのスクーターはどうも燃費は悪いけど、面白い。
でしたが、どんどん変わってますね。実際走行したらどうせ高回転にするのでカタログ数値より落ちそうです。
NMAXの電子制御
- アイドリングストップ
- トラクションコントロール
- ABS:前後2ch
ABSが前後ついているのはやはり強みです。
NMAXの車体
- メットイン:23L
- PCXとはやっぱり一番違う点です。
- フロントポケットの拡張
メットインは23Lですが、NMAX155同様にフロントポケットが左右についてます。
TypeC充電がこのモデルから125ccでも採用されるので、嬉しい変更です。
以前のモデルはシート下ボコボコしてたので、容量の数値よりも小さく感じました。
公式画像だとなぜかどういう形状か詳しく見れないので気になりますね。
NMAXの電子機器
- モノクロ液晶メーター
- 欧州でも125㏄はモノクロなので同じものです。拡大画像ですが、ちょっとメーターが小さそうな気もします。
- スマートフォン連携:Y-Connect
- 無くなるという話はいずこへ。。。提携機能アリです。
- USB C電源:5V3A
- しれっとTypeC、5V3AなのでHONDA車とも差がなくなりました。
- スマートキー
- 以前同様です。
- LED灯火器類
- やっぱりこのデザインはカッコイイ。存在感あります。
ヘッドライトはプロジェクターライトになりました。国内メーカーで125ccのヘッドライトでプロジェクターライトを使ってるのはYAMAHAだけですね。
2025年モデルのNMAXの価格
2025年モデルのNMAXの価格
- 2022:36万8,500円
- 2023:37万9,500円
- 2025:38万9,400円
徐々に価格は上がりましたが、今回の改良で9900円の値上げでした。XMAXといいかなり価格幅が抑えられています。
PCXは37万9,500円です。PCXより9900円高いので、去年までのモデルなら同価格で、今年は約1万円高いのですが、PCXとNMAXの比較は今年は面白くなりそう。
2025年モデルのNMAXの販売計画台数
- 2022:2,000台
- 2023:2,500台
- 2025:3,000台
500台増えました。
大体各社減る傾向ですが、NMAXは増えました。すごいね。
2025年モデルの新型NMAXと旧型の比較・変更点まとめ
新旧NMAXの装備の比較
装備・機能 | サスペンション | ||
---|---|---|---|
ヘッドライト | 変更(プロジェクターライト) | 前後サスペンション | セッティング変更 |
テールランプ | 変更 | フロントサスペンション | 仕様変更 |
ウィンカー | LED | ※油圧式カムチェーンテンショナー装備 | |
USB電源 | Type C | ||
メーター | 変更 | ||
スマート連携 | 対応 | ||
シート | 形状変更 |
まとめ
変更点がかなり多いのでこれまた乗ってみたい1台に。
NMAX155ABSは高速も乗れるので電子制御CVTがありましたが、125ccはなし。うまく差別化できてると思います。
125cc帯だと街乗りメインですし、価格も考えるといい変更かと。あとは、メーターの視認性だったり、シートも変更があったので足つきも気になります。
YAMAHAのモーターサイクルショーはまだComingSoon部分があります。てっきりこれでNMAX125が新しくなりました!かと思いましたが、他の125ccが入ってくるのかな..?