SYM ADX TG 400ことアドベンチャースクーターがADV350のライバルになりうるか?

ADV150に引き続き、よく似たADX400を欧州で発表

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

SYMは私的にはキムコと同じで良く壊れる。Youtubeチャンネルのコメント欄でも壊れました。修理のテクニックが付きましたとコメントを頂きます。

ですが、この車体は欧州では「10万キロまで保証」もしくは「5年間保証」が適用されます。YAMAHAやHONDAではここまで長いのは東南アジアでもありますが、10万キロとは良く書いたものだなぁ..と。

ADVもそうですが、もうまんまパクってやろう感がありますが、昔技術提携されていた名残なのか不明ですがこれで売れるんだからパクるよね。。(笑)

ADX TG 400 と ADV350の違い

そもそもこのクラスのスクーターはかなり進化しているんですが、日本には全く入ってきていません。

スクーターでは珍しいモノサスの採用や前後ABS搭載。燃料タンクが13Lもあります。

ただ、乾燥重量で198kgなので余裕で200kgを超える車体です。ADV350もそうですがこのあたりが日本で受け入れられそうにないので入ってこないんでしょうか。

私は400cc以上は扱ってませんが、TMAXなどとライバル機種になる気がしますがねぇ..

SYMのHyper-VVS可変とは

Hyper-VVS可変バルブシステムは、SYM(三陽工業)が独自開発した可変バルブタイミング技術で、主に吸気バルブの作動特性を最適化するために設計されています。同社のアドベンチャースクーター「ADXTG400」などに搭載され、エンジン性能の向上と燃費効率の両立を実現しています

なんか見ない機構だなぁと思ったら多分これが初めて?検索してもなかなかヒットしませんでした。

評価項目 Hyper-VVSの特徴 YAMAHA VVAの特徴
低中速トルク 滑らかな出力特性(段差なし) カム切替時に軽微なトルク段差
燃費効率 全域で燃焼安定(8%向上) 低回転域で10%改善
メンテナンス性 油圧系統の定期的チェック必要 機械式で保守容易
コスト 高(複合制御機構) 中(シンプルな切替機構)

YAMAHAのVVAみたいに、あ、切り替わった!というわけではなく全域で滑らかに走るための可変バルブシステムだそうです。

無段階制御ですし、電動、油圧で動作してるようなので耐久性がより重要な気が…

価格予想

  • ADX TG 400:約110万円台(日本未発表のため推定)
  • ADV350:約100万円(日本未発表のため推定)

販売価格は国によってどれも違うので信ぴょう性は低いですが、強引に日本円換算だとこんな感じ。

TMAXが160万、140万とかしますしビクスクのラインナップも少ないです。3輪のトリシティが100万位ですし、バーグマン400はもう90万くらいなので特に価格が高すぎる気もしません。

仕様表まとめ

項目 仕様
CHF 6,995(税・送料込/整備費別)110万くらい
399cc 4ストローク単気筒(水冷)
25.7kW(約34.5PS) @7,000rpm
Hyper-VVS可変バルブシステム
マルチリンク式(SANYANG製)+アルミスイングアーム
BOSCH製オフロード対応ABS
タイヤ F/R 120/70 – 15 150/70 – 14
13L
32L(ヘルメット収納可能)
フルLED(タイガーアイデザイン)
アルミニウムワイドハンドル
工具不要調整式
2025年3月下旬(スイス市場)
ウインドスクリーンはXMAXは工具必要でしたが、こちらは不要式。
あとは、ついに導入されたHyper-VVS可変バルブシステムが気になります。
車種 最大出力 エンジン形式 排気量
38 hp 水冷4スト並列2気筒 499cc
35 hp 水冷4スト単気筒 399cc
29 hp 水冷4スト単気筒 399cc

TMAX、バーグマン400と比較してみた出力です。TMAXは並列二気筒で高回転型、ADXはどちらかというと低~中回転よりです。SYMの新型水冷はどんな音がでるのか自分の耳で聞いてみないとわからないですが音は大きそう。

高回転重視でもないので、他の車種とは違うは走りで差別化って感じでしょうか。

特徴

シート下は意外に小さい

タイヤのインチ数がこれだけ高いので致し方ないですねぇ。形状はバーグマン400とほぼ同じ感じ。32Lとありますが、深さがあるタイプでヘルメット一ついれたら結構入れるスペースなさそう。

メーター

SYMのデジタルメーターは日中ちょっと見づらかった記憶がありますので、新型はどうでしょうか。最近は、マップ表示機能とか機能ありすぎて使いこなせないですがこんなシンプルな方が個人的には良いですね。

サイズ

 

  • 長さ/幅/高さ(mm)2166/920/1460
  • シート高(MM)790

足回り

フロントは倒立フォーク、リアはモノサス+リンクサスペンションを使用しています。クロスオーバーのための車体ですので足回りには気合入ってます。
でも、結局耐久性が気になるんだよなぁ…
よく見るとマルチリンクサスはSANYANG マルチリンク サスペンションと書いてるのでSYM製で独自開発だと思います。

カラーリング

マットグレー

ライトグレー

まとめ

オフロード行くことが前提ならABS前後?と思いましたが、BOSCH製のオフロード対応ABSを採用しているそうです。

かなりSYMが力入れてるのが伝わってくるので乗ってみたいんですけど。。日本には入ってこないんですよねぇ。

タイトルとURLをコピーしました