SUZUKIの電動スクーター e-Addressが発表されました

デザインが電動っぽくない電動アドレス登場

公式サイトはこちら

あれ、なんかフロントデザインが今のアドレスっぽくなく昔のアドレスっぽいですね。ですが、電動スクーターです。

SUZUKIの特許申請されていたバッテリーでの運用になるようですが、結論を先に書いておくと「一軒家」「ガレージ」ないと充電厳しいモデルです。

カラーラインナップ

パールグレイスホワイト/メタリックマットフィブロイングレー

メタリックマットブラックNo.2/メタリックマットボルドーレッド

パールジェイドグリーン/メタリックマットフィブロイングレー

横から見ると懐かしいアドレスVっぽい形状をしています。名前もアクセスではなく、アドレスで公開しているのもそういう理由でしょうか。

この見た目で日本でアドレス(ガソリン版)を売っても刺さる層には刺さりそうな..

カタログ

仕様

全長 1,880ミリメートル
全幅 715ミリメートル
全高 1,140ミリメートル
ホイールベース 1,305ミリメートル
地上高 160ミリメートル
シート高 765ミリメートル
重量 122キロ
フレームタイプ アンダーボーン
フロントサスペンション 伸縮式、コイルスプリング、オイルダンピング
リアサスペンション スイングアームタイプ、コイルスプリング、オイルダンピング
キャスター角/トレイル 27.4° / 92 mm
フロントブレーキ ディスク
リアブレーキ ドラム
フロントタイヤサイズ 90/90-12 44J、チューブレス
リアタイヤサイズ 100/80-12 56J、チューブレス

電動スクーターの方はリアタイヤに12インチを採用しています。これを前後10インチにしていたら完全にアドレスvを狙っていた感じがしましたが、12インチなんですね。

122kgとアドレスの歴史を振り返っても電動は重たいです。

最大出力 4.1kW
最大トルク 15Nm
範囲(WMTCクラス1) 87キロ
エネルギー消費量(WMTCクラス1) 43Wh/km
EVバッテリータイプ リチウムイオン

航続距離は、87kmと結構少なめです。

バッテリー電圧 51.2ボルト
バッテリー容量 60
バッテリー容量 3.07kWh
充電器の種類 オフボードタイプ。単相AC200-240V 50/60Hz。
充電時間(0~100%)*ポータブル充電器 6.7時間(周囲温度25度)

6-7時間充電して70-80kmの走行となると、片道30km走る人は危険ということになります。

まだまだ、限定的な使い方しかできないですので航続距離が問題ですね。

特徴

バッテリー

バッテリーはHONDAと違ってパックを持ち運ぶというわけではいそうです。車体に固定されています。

どっちの方が良いんだろう。重たいパックを持ち運ぶ必要はないですが、賃貸の駐輪場とかだとコンセントから充電できないですよね…

給電方式

グローブボックスの右側っぽいところから給電します。給電する場所はかなりよさそう。

シート下を開閉しないで良いのは素晴らしい。

使用例の写真でもガレージっぽいところで充電しています。電動スクーターを流行らせるなら都心部からかなぁと思いますが、田舎に行くほどガレージを持っている方も多いでしょうし…

日本ではなかなか普及が進まなそうです。

ポータブル充電器

ポータブル充電器は、シート下に入れてると損傷のリスクがあります。と記載ありますが、移動先で充電するためのポータブルなのにどこに入れて持ち運ぶのでしょうか…

それだとリアボックスを付けたとしても、リアボックスもシート下も多分同じく損傷のリスクがあるような…

USB充電とかだといいんですけど、プラグですからねぇ…

ライディング

  • ライディングモード:エコ/ライドモードA/ライドモードB
    • エコ:航続距離と走行レスポンスのバランスの最大化を行えるモードです。だいたいコレを使うモード
    • ライド モード A :より強力な回生ブレーキ設定を利用して、出力を犠牲にすることなく航続距離を延長
    • ライド モード B :低回生ブレーキ設定により、e-Address の減速が遅くなります。従来のガソリンスクーターの感覚に近いため、適度な速度で巡航する場合や電動スクーターに慣れるときに便利な設定
  • リバースモード:停止時にスロットルを戻す
  • 回生ブレーキ
  • オートレディキャンセル:数分間停止してる場合は誤ってアクセル回しても急発進しない
    • 電動スクーターは発進時ぶっ飛びます。ある意味アドレスv125みたいな加速

リアキャリア

なぜかリアキャリアはバーグマンストリート125EXみたいなやつ使ってます。こちらのアドレスは車体の後方から給油する必要もないので、リアボックス取り付けてください。という意図を感じます。

シート下

17Lとやはり電動はシート下は小さいですが、完全になくなるものもあるので助かります。

ダブルフック

ガソリン車のアドレスと比べるとどちらも開閉式のフックを使っておりこちらの方が高価です。

灯火類

ヘッドライトはLED。ポジションライトは一直線に伸びてます。

テールランプもフルLEDです。ウインカーは言及なしなので多分バルブでしょう。

その他

スマートキーは標準。そして、メーターですがなんかゲームみたいな画面してます。4.2インチディスプレイ。

特にナイトモードはコックピット見たいでカッコイイかも。

まとめ

結局のところバッテリー持ち運び式と、固定式が出そろってますがどちらがいいのか現時点では不明。

補助金も日本だと地域差ありますし、航続距離問題もありますし、まだまだこれからの乗り物だなぁという感じ。

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