NMAX155の新型が早くも導入！
ヤマハ発動機販売株式会社は、軽二輪スクーター「NMAX155 ABS」について、水冷・155cm³の”BLUE CORE*”エンジンに走りの楽しさを広げる電子制御CVT「YECVT」を新たに搭載し、2025年モデルとして3月21日に発売します。
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2025/0220/nmax.html
発売日は3/21とかなり早いです。NMAXは前のモデルは3年位経ってから入ってきたのに1年もたたずに入ってくるのは驚きです。
インドネシアモデルは昨年の6月に発表がありましたので、1年も経ってません。YAMAHAここで本気ですね～
NMAX155の価格
- NMAX 2025 45万9800円
- PCX 2025 46万2000円
日本に入ってくると50万は超えると思ってましたが、価格がかなり上昇したPCXよりまさかの価格が低いとは…
今回の変更点を考えるとNMAXはかなり魅力的。3万6300円値上がりしましたが変更内容を考えるとめちゃくちゃお得感あります。
NMAX155 ABSの特徴
カラーリング
マットダークレディッシュグレー
ブラック
ブルー
日本では入ってくるとすれば何色展開なのか..気になってましたが3色です。ブルーは結構薄め。
一番カッコイイと思ったマットグレーが入ってくるのは素直に嬉しい。
いやーかっこいいですね。
走行
1)「走行モード切替」機能、「シフトダウン」機能を備えた「YECVT」（電子制御CVT）
ライダーの操作に合わせてCVTの減速比を電子制御により調整する「YECVT」を採用しました。これにより「NMAX155」が備える走りの幅を広げ、操作する喜びを提供します。
海外の発表があったときは私もうまくまとめれていませんでしたが、「走行モード」切り替えと「シフトダウン」の2つの機能があるそうです。
走行モード
◎「走行モード切替」機能
駆動系の変速用マップを切り替えることにより、異なる変速特性を任意に選択できます。燃費を考慮し市街地でのスムーズな走行が可能な「Tモード」とワインディングロードでのレスポンスの良い走行を提供する「Sモード」の2つの走行モードがあります。
モード選択は左ハンドルのスイッチボックス人差指側に装備しているボタン操作で行います。また選択したモードは、ディスプレイに「T」または「S」で表示されます。メインキーをONにしたときの走行モードは、前回走行時の走行モードが維持されます。
まとめると「Tモード」「Sモード」が切り替え可能ということなのかなと。最近の電動バイクやPCX e:hevなども3モード選択などがあったのでそれと同様の仕様なのかと想定してます。
シフトダウン
任意のタイミングで減速比を変更することで、マニュアルミッション車のシフトダウンのような走行特性を実現します。
“前走車をスムーズに追い抜きたいとき” “長い下り坂でエンジンブレーキを利用して減速したいとき” “コーナー進入の減速から脱出時に気持ちよく加速をしたいとき”などのシーンで、ライダーの操作の幅を広げ、操る楽しさを提供します。SHIFTボタンの操作、あるいはスロットルの急開操作により、加速／減速状態に応じ、最大3段階までシフトダウンが可能です。
YAMAHAのスクーターは台湾スクーターと同じでクラッチが切れるのが早いので、坂道が長い下りはエンジンブレーキが効かずに「するする」落ちていく。こんなことが軽軽二輪だとありましたので、これはかなり嬉しい。
高速道路も走行できる車体なので実際に加速してぬかしていく時が楽しみです。（乗る気満々）
シフトダウンは3段階できるみたいです。
デザイン
インドネシアモデル欧州モデルでも見ていましたが、やはりなんといってもカッコイイ。2眼式、6眼式とNMAXは前代から引き継いできましたが次は上下のプロジェクターライト2眼式です。
テールランプ、ヘッドライト、方向指示器全てLED
F/Rサスペンションの調整
リアはストロークを5mm延長（2022年モデル比）し、減衰特性を調整。
フロントサスペンションはセッティングの変更です。
乗ってみないとわからない部分ですが、どんな走行感覚なのか楽しみ。
メーター
XMAXと同様にイグニッションをONにするとYAMAHAと出てくるメーターです。
TFTメーターが4.2インチでスピードメーター、オドメーターなど上のメーターが3.2インチLCDディスプレイ。
メーターに関してはXMAX同様でかなり機能があるので動画で5分くらいかかる解説になってます。
フルカラー液晶でY-Connect提携もできます。ようやく他の国で販売されていた新機能が詰まった軽軽二輪って感じでワクワクします。
ただ、このメーターがXMAXと同じだとまた夏の猛暑の日は見えずらい明るさなのかも。
充電とインナーポケット
ついにシガーソケットが終わってTypeCになりました。現行のXMAXよりも先にTypeCが導入されるとは軽軽二輪に力入ってますね。
グローブボックスは左右につきました。以前までは片側だけで2つあればいいのにと思ってましたが、ここも2つのまま日本に入ってくるとは有り難い。
右側に関しては開閉式なのでさらに便利になりました。
メットイン
23Lと結構小さめです。
他機能
前後ABS搭載。トラクションコントロールもついてます。
オプション
パフォーマンスダンパーもオプションであります。3万3000円です。これで海外発表時のTurbo Ultimate仕様に近づけれます。
カタログ
| NMAX155 | ||
|---|---|---|
| 認定型式／原動機打刻型式 | 8BK-SG92J／G3V4E | |
| 全長／全幅／全高 | 1935mm／740mm ／1200mm | |
| シート高 | 770mm | |
| 軸間距離 | 1,340mm | |
| 最低地上高 | 125mm | |
| 車両重量 | 135kg | |
| 燃料消費率*1 | 国土交通省届出値 定地燃費値*2 |
52.2km/L(60km/h) 2名乗車時 |
| WMTCモード値 *3 | 46.4km/L（クラス2, サブクラス2-1） 1名乗車時 | |
| 原動機種類 | 水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ | |
| 気筒数配列 | 単気筒 | |
| 総排気量 | 155 cm3 | |
| 内径×行程 | 58.0mm×58.7mm | |
| 圧縮比 | 11.6:1 | |
| 最高出力 | 11kW（15PS）／8,000r/min | |
| 最大トルク | 14N・m（1.4kgf・m）／6,500r/min | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 潤滑方式 | ウェットサンプ | |
| エンジンオイル容量 | 1.10L | |
| 燃料タンク容量 | 7.1L（無鉛レギュラーガソリン指定） | |
| 吸気・燃料装置/燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
| 点火方式 | TCI（トランジスタ式） | |
| バッテリー容量／型式 | 12V, 6.0Ah（10HR）／YTZ7V | |
| 1次減速比／2次減速比 | 1.000／10.208（56/16 x 35/12） | |
| クラッチ形式 | 乾式，遠心，シュー | |
| 変速装置／変速方式 | Ｖベルト式無段変速／オートマチック | |
| 変速比 | 2.330～0.709：無段変速 | |
| フレーム形式 | バックボーン | |
| キャスター／トレール | 26°00′／98mm | |
| タイヤサイズ（前／後） | 110/70-13M/C 48P（チューブレス）／130/70-13M/C 63P（チューブレス） | |
| 制動装置形式（前／後） | 油圧式シングルディスクブレーキ／油圧式シングルディスクブレーキ | |
| 懸架方式（前／後） | テレスコピック／ユニットスイング | |
| ヘッドランプバルブ種類／ヘッドランプ | LED／LED | |
| 乗車定員 | 2名 | |
