エンジン性能
- ユーロ5+排出ガス規制に対応
- 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒125ccで同じ
- ボア×ストローク
- PCXが53.5×55.5mm
- NMAXが52.0×58.7mm
- 最高出力
- PCXが9.2kW(12.5PS)/8750rpm
- NMAXが9.0kW(12.2PS)/8000rpm
- 最大トルク
- PCXが11.7N・m(1.2kgm)/6500rpm
- NMAXが11.2N・m(1.1kgm)/6000rpm
前代もどちらも乗車した感想からまとめると
PCX
- ボアストローク比を見ると高回転寄りのセッティング
- 電子制御がかかっているのか、日本版は最高速がそこまで伸びない
NMAX
- 最高速だけ見るとNMAXの方が圧倒的に速い
PCXの2代目に乗ると発進は通勤快速スクーターというよりも、発進がスムーズでなく大げさに言うとビクスクっぽさがあったがesp+エンジンが搭載されてからは気にならなくなった。
数字だけ見るとほぼ同じだが、乗ってみると意外にも最高速がでないので数字だけで判断するのは難しいところ。
批判?のあったデザイン
どちらのスクーターも大幅にデザインを刷新したが、特にPCXはyoutubeのコメント欄を見ても、他の動画も見ても改悪と思われているデザイン刷新になった。
PCX
左上が2代目、左下、右上は最新モデル、jk05。そして右下は最新のPCX。初代から考えると歴代からどんどん顔がシャープになっているようで
丸みがあったフロントフェイスがV型に今回なった。スクーターという車両の特性上カウルが大部分のシャシーを覆っているのでこのデザインがかっこいいかどうかで購入意欲につながる個所。
個人的にも今のjk05の型の方がカッコイイ、初代だと丸いのでじゃっかん可愛い感じがするがV型は何とも言えない。
NMAX
左上はXMAX125。右上には初代NMAX、そして、左下が2代目のNMAX、そして右下が今回の3代目NMAXとなる。
PCXと同様で登場したときは丸形のフロントフェイス。2代目になると、LEDにポジションランプも変更し印象がかわりつつもまだ丸っぽい形状だったが
3代目はシャープな印象で1,2代目とは違った雰囲気が出ている。
デザインだけ見るとPCXの最新型の雰囲気がNMAXの今回の3代目のような雰囲気を感じられる。実機を早く見てみたい。
何かにPCX5代目のテールライトが似ているなぁと思ったが、これはSUZUKIのLet’s5な気がしているのは自分だけだろうか。
液晶メーター
左上はのPCX、右上は同じく最新型のNMAX
左下は4代目、PCX jk05、右下は2代目のNMAXになる。
どちらが見やすいかといえば個人的にはPCXだった。というのも視力が私はそこまで良くないので文字がデカい方がデジタルの場合は見やすくていい。という単純な理由。
NMAXの液晶は良くも悪くもコンパクトに収まっており、時刻などはかなり小さい文字のため目を細めないと若干見づらかった。
最新モデルのPCXは今までの液晶を採用するのか、それとも5インチのRoadSync対応メーターを採用するのか日本版はまだ不明だが、5インチになると文字が小さくなる。
タコメーターが表示されるのは嬉しいのは、うれしいが通勤通学や買い物でぱっと使って、パッと降りるみたいな使い方だといちいちスマホ提携することもないので、元のメーターとどちらもメリットとデメリットがある。
そしてNMAXの方だが、これはXMAXと共用のメーターなら結構ガッカリ。とにかく真夏の太陽光だと全く見えなくなった。明るさ調節機能があったけど、何しても何も見えない。
デジタルで何でも便利になってくれるのはありがたい反面、アナログの方が時速が普通に見やすいと思ってしまった。
ブレーキ
PCXは5代目もフロントのABSのみ。
話はそれるが、SYMからPCXと同じようなプレミアスクーターが水冷モデルで出た。名前はJET14 水冷(liquidモデル)
125ccタイプはコンビブレーキだけだったが遂にABSが前後についた。PCXもつくのかなぁと勝手に思っていたがつかなかった。
NMAXは元々今の2代目もABSは前後搭載している。ただ、どちらも制動力に問題があるような経験は乗車経験のなかではない。
ショックアブソーバー
PCX125DXにはリザーバータンク別体式のリアショックが装備された。予想もされていたが足回りので見た目は向上しているが、乗り味もどうなったのか非常にきになる。
ある意味褒めすぎているようで、ディスっているようなPCXの私のコメントは「眠たくなる」が多かった。車体の衝撃の吸収、直進安定性が高く怖い思いをしないため眠くなった。これが今回の装備変更でどうかわるのか…
NMAXは一方以前と変化はない。何も調節しないとNMAXの方が足回りは固く感じたのでスポーティーな仕上がり。この点は変わらなそう。
シート下
この点はPCXは変化がなかったが、NMAXが25LでPCXが約30Lと大きく上回る。
充電
どちらもTypeC充電。差が無くなってしまった。
ハンドルカバー
PCXもNMAXもハンドルカバーが装着されているので、ここも差が無くなってしまった。
まとめ
TFTモデルになることによって使いやすさが格段にUPする。ようなことがニュース記事で見たが上位グレードのXMAXを乗車してから思うことは、「うーん。そうかなぁ」これが率直な感想。
だが、やはり同じような見た目をしているが通勤通学、日常生活向けのPCX。趣味性も併せ持つNMAXとコンセプトが違ううえで
PCXはJK05で完成していたのではないかと思う。変更点がないので、デザイン変更や足回りの変更、スマホ提携など上位グレード製品が付けばつくほどADVとコンセプトがかぶる気もする。
価格上昇もメディアで予想されているが、ここまで変更があったので大幅値上げは間違いないだろう。
PCX5代目とNMAX3代目が販売開始されると、どちらが好調でどんなレビューが飛び出すのか、どちらがより人気になるのか気になる一方です。
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