比較項目
- 2024年版の主な変更点
- 価格
- 外観
- 全長/全幅/全高
- シート高
- 積載量
- キー
- 車両重量
- 燃費
- 最高出力/最大トルク
- 最高速
- ブレーキ
- タイヤ
- スピードメーター
- リード125の乗ってみた感想
- シグナスグリファス125の乗ってみた感想
以前記事にした時は2022年版だったので、それの最新版更新となります。
2024年版の主な変更点
リード125
二年前との変更点ですが
- シート下の改善
- メーターの変更
- フロントデザインの変更
- 価格上昇
要約するとこの4点が変更点です。
シグナスグリファス
2年前との変更点ですが
- カラーラインナップ
- 価格上昇
この2点が変更点となります。
価格
リード125
カラーによって価格が違うものの標準カラーだと
特別カラーだと
シグナスグリファス
標準カラーだと
357,500円→374,000円
特別カラー(60周年記念カラー)だと
368,500円→(現在は販売ありません)
こちらも1万6500円の値上げです。
こう見てみるとどちらも2年間での値上げ幅は同じですが、シグナスグリファスは変更がなかった中での値上げが気になりました。
外観
リード125
2024年モデル↑
2022年モデル↑
デザインは賛否分かれているところですが、刷新されました。
シグナスグリファス
以前と変更はありませんので、外観は継続されています。
全長/全幅/全高
リード125
全長: 1,845mm
全幅: 700mm
全高: 1,130mm
シグナスグリファス
全長: 1,935mm
全幅: 690mm
全高: 1,160mm
数値は多少違いますが、乗ってみた感想としては大きさで違いを大きく感じることはありませんでした。
シート高
リード125
760mm
シグナスグリファス
785mm
25mmの差ですが、乗った感想としてはシグナスグリファスの方が数値的にも体感的にやや足つきは悪いといった印象。シートに関しては形状も足つきに大きく影響します。
どちらも硬めのシートを使用しており結構似ています。
積載量
リード125
シート下積載量: 37リットル
シグナスグリファス
シート下積載量: 約28リットル
今まで原付二種を60台ほど乗ってきた感想を言うと25L以上のシート下積載量だと「まぁまぁ入るなぁ。適当に入れててもいいや~」って思えます。 l
ですが、これはあくまで先ほどのシート高と同じであくまで数値だけの話。シート下、メットインスペースは最近は凸凹したものも多く、意外に入らなかったりします。
そういった点ではどちらもシート下の形状は優秀で入りやすい。ですが、積載量の数値的にリード125の方が優秀でビジネスバッグを突っ込めます。
キー
リード125
HONDAはほぼすべてのスクーターでキーレスなのですが、リードもキーレス。
シグナスグリファス
キーレスはシグナスグリファスクラスの価格だと正直欲しい。というのが本音。特に配達をしているとキーレスは必須だと痛感するくらいキーレスはありがたいです。鍵の抜き差し本当面倒なんですよね。
DIO110のように、キーレスモデルと通常モデル分けてくれればいいんですが…
車両重量
リード125
116kg
シグナスグリファス
125kg
スクーターといっても用途によって違いますので、一概に軽いからいいとは言えません。
と、前置きはさておき9kgも違うと結構差を感じます。
燃費
リード125
何回も乗ってますが、平均的に40-50km/L程度をうろついてます。
シグナスグリファス
カタログ値で44.5km/Lですが、42km/Lとほぼリード125と私が乗ったときは変わりませんでした。
通勤向けに作られているリード125ですが、意外にHONDAバイクの中でも燃費は悪くPCX、DIOよりも悪いのでHONDAのスクーターだと一番燃費が悪くなりますが、シグナスグリファスとさほど変わらないので燃費で選ぶというのは得策でないと思います。
最高出力/最大トルク
リード125
シグナスグリファス
最高速
リード125
私の見たところだと余裕で3桁超えます。
シグナスグリファス
リードと同様で3桁余裕です。
3桁に到達するのにより早いのは、シグナスグリファスですがもはやその検証に行動では意味がなさそうです..(笑)
ですが、最高速自体はどちらもほぼ同じくらいだった。
ブレーキ
リード125
2024年モデルは2POTになるのかと思っていました。
コンビブレーキ仕様も2022年のままです。
リアはドラムブレーキです。
シグナスグリファス
こちらもコンビブレーキ仕様です。フロントは油圧式、2POTのディスクブレーキで個人的にはシグナスグリファスの方が制動距離が短くブーレキングはよりリードより優秀な印象。
リアに関してもリードはドラムブレーキですが、シグナスグリファスはディスクブレーキ。どちらも良い点、悪い点ありますが、シグナスグリファスはこの価格だとABSが欲しかったかも…
タイヤ
リード125
前輪: 90/90-12 44J
後輪: 100/90-10 56J
シグナスグリファス
前輪: 120/70-12 51L
後輪: 130/70-12 56L
本当ざっくりいうと、転回や街乗りでのカーブはリード125の方がしやすいです。直進安定性はシグナスグリファスの方があり。
その間を取ったのがシグナスxというのが私の体感です。シグナスxよりも安定性が増し、旋回しづらくなったのがシグナスグリファスと私の中で解釈しています。
やはりタイヤのサイズ1つとってもスポーティーか通勤通学仕様かの違いが垣間見れます。
スピードメーター
リード125
まだ見ていないので、見やすいかは不明。けどアナログメーターで見づらいって経験はないのでわかりません。
シグナスグリファス
日中の見えづらさには定評。デジタルメーターは良いんですが、XMAXといいシグナスグリファスといい私が乗った車体は太陽が上にあるとだいたい見えないという経験しかしていません。
夜になるとくっきり綺麗に見えます。
エンジン
リード125
水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
シグナスグリファス
水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
スペックだけ見ると全く一緒ですが、リードはesp+、シグナスグリファスはブルーコアエンジン。
中でもシグナスグリファスはVVA搭載。6000rpmを境に切り替わる、ハイカム、ローカムがやはりミソ。とくにハイカムの加速時は音が良いのでぶんぶん捻りたくなります。
嫌ななことがあっても捻ってブーン。と忘れましょー。
リード125の乗ってみた感想
乗り味で言うと特筆すべき違う点は、足回り。
とくにリードは減衰力が弱いといった印象で、サスペンションがふわふわと感じるかもしれません。私の体重が65kg位なのでそう感じるというのもありますが。凹凸が激しい田舎でも、良く吸収してくれるので気楽に乗れます。
通勤通学バイクとしては以前欠点がなく、給油口の位置くらいです。
ですが、足が延ばせないフラットフロアボードもこの減衰力が弱いサスペンションのデメリットであるフロントの沈む込みをより抑えるためでは?という考察をYoutubeのコメントで拝見した時は「一理ありそう」と思いました。
シグナスグリファス125の乗ってみた感想
サイズは同じでもリードとは真逆と言っていい乗り味です。
減衰力が高く、直進だったりカーブした時の安定感はシグナスグリファスの方がありますし、125ccには珍しいプリロード調節もできます。
エンジン形式こそ一緒ですが、セッティングも違いよりトルクを感じたい人にはシグナスグリファスの方が良いでしょう。
ですが、難しいのは「配達員ならどっち?」という質問で
シグナスグリファスはキーレスでないという点がやはり気になってしまいます。使用用途としてははっきり分かれている二機種なので検討しやすいですが、配達用だと難しい比較検討です。
コメント